以前書かれたレビューが非常に辛口だったので、補足させて頂きます。

モザイクが掛かっているのは、「局部」のみで、モザイクが「局部」を隠す程度です。
（個人的には、アダルトゲームのエロ絵程度だと思いますが、個人差はあると思います。）
「局部」が描かれていない「絵」については、モザイクはかかっていません。

作者がお好きで、多少のモザイクは気にならず、懐事情が許す（定価より高くなっています）なら、買っても、それほど不満はないと思います。

　それと、箱が透明プラスチックなので、ちょっとした遊ぶがあります。（エロではありませんが）

過去に出版された設定・ラフ画集を1冊にまとめたもので

・BETAGRAPH2（白詰草話）：p002〜
・SECRET GARDEN（Quartett、ロマネスク）：p088〜
・BETAGRAPH about PERIOD（ピリオド）：p174〜
・BETAGRAPH4（企画段階のフェアリースなど様々）：p248〜
・BETAGRAPH5（シュガーコートなど）：p324〜
の合計400ページになるかなり分厚い本です

収録されている絵は基本かなりラフいですが、キャラクターの設定やデザインの変遷、
同人時代の絵や没企画など様々な絵が収録されていてファンには嬉しい一冊。
「えっこれ18禁じゃなくて大丈夫なの？」な絵もちらほら、いやかなり沢山あります、
芸術なので大丈夫。

ゲーム会社リトルウィッチの作品は大体カバーされているのですが、残念なことに
19世紀のイギリスを舞台にしたメイドさん中心な作品「ロンド・リーフレット」は
このようなラフ・設定画集が出ていなかったのかぽつんと抜け落ちてしまっています。
それだけが惜しい本でした。

再販分を購入しました。
大槍さんの絵はREDの頃の「北へ。White IIllumination」で魅了され、フォローするようになりました。
「大槍葦人」名義の関係か「北へ。」のイラストは「LITTLE WORLD2」の方に１枚掲載されてるだけなのは残念ですが、
「１」では「白詰草話」からの華奢なボディラインの少女たちのイラストが詰め込まれています。
最近の肉感的な女性のイラストに興味を持たれた方には「２」をお薦めします。
ですが「１」には『可愛らしさ』への飽くなき追求と試行錯誤が満載です。
大槍さんのファンの方はもちろん、絵を描いている方にも見て頂きたい一冊だと言えます。

・超ハードカバー。梱包の段ボールまで特別仕様でさらにレア度あり。

・画集自体の内容は、パッケージや販促用イラストなど。コメントなどは特別ありません。
最近の絵（シュガーや聖剣）のイラストは少なく、巻末に行くにしたがって既出の画集のイラストが多く、前回の画集を持っている人には物足りないかもしれません。
丁寧な作りと表紙の絵で個人的には満足です。

でも、リトルウィッチ FANとしてはいいですねぇ…必須アイテムやねぇ・・・