東
京都北区赤羽にはまって、ずっと続編を待っていました。発売日の今日、お隣の十条で購入。帰りの電車で一気読みしました。後でまたゆっくり読み返そうと思います。まだまだネタが溜まってるとのこと。嬉しいです。
1巻の第3話ワニダさん、2巻の11話のまつ子さん、13話のペイティさん、この辺りがヤバイです。赤羽には友人がいたことがあるので、何度か行ったことはあるのですが、こんな街でしたっけ……?ペイティさんとか自分の目には入ってなかったですよ。
大元は同作者の「知らない街を歩いてみたものの」を購入してから、この作者の漫画が普通に面白い、ということはわかっていたのですが、「赤羽」は既刊の数が多いので、正直、今までは買うことを避けていました。面白くなかったら買って損だし、面白かったら全巻欲しくなってキツいだろうし、ということで避けていました。
年末、「知らない街」を再読しながら、この作者の世界にもう少し入ってみたい気持ちが抑えられなくなり、突発的に1巻と2巻を注文し、その勢いでGA版の既刊8巻も注文してしまいました。GA版は年末年始に届けばいいかな?という感じですが、
1巻と2巻は今日届いて、今読んでしまいました。予想をはるかに超える面白さで、まず、ワニダさんで、息が止まるくらい笑い転がりました。寝っ転がって読んでいて良かったです。もし、椅子に座って読んでいたら、椅子から転げ落ちていたと思います。「知らない街」の作風と同じ色なのですが、色の濃さが全く違いました。
1巻のワニダさんや馬鹿祭りや地蔵があまりにも凄くて、2巻にも期待して読んでみたのですが、2巻の凄みはラストの話で、ペイティさんから始まって、交友関係の数珠つなぎが円環を作っていたところです。1巻はワニダ加速で笑い転がりましたが、2巻はラストで赤羽が怖くなりました。
異次元に迷い込んだようで、日常のストレスが吹っ飛ぶ、そんな漫画でした。面白かったです。