何気なく眺めていた書店の本棚、ひときわ美しい表紙に目を奪われ、手にとりました。
ホッキョクグマの親子の、純粋でまっすぐな愛情が、ドンと胸に響き、
とても棚に本を戻す気になれずそのまま購入しました。
温暖化の影響で
ホッキョクグマの生存が日に日に危ぶまれている、という報道は
良く耳にしますが、どんな状況も受け入れ(受け入れざるを得ず、)今この瞬間を
一生懸命に生きている
北極グマや自然の中の動植物を、人間のエゴも損得勘定も何も
感じさせず、ありのままを伝えています。
写真家のノアバート ロージング氏は、本当に自然を愛し、
ホッキョクグマを愛し、
そこに生きる全ての命あるものを愛しているのだなと、強く感じました。
ホッキョクグマのお母さんと子供たち。ページをめくるたびに、親子の強い絆は、
人間よりも深く尊いものであるように思います。
むしろ
ホッキョクグマや自然界生あるものたちに、人間はもっともっと
学ばなくてはならないものがあるのだと、人間はこの世界の頂点に立つものでは
ないのだと、改めて思い知らされる作品です。
ぜひ親子で読んで、写真をよくみて、自然について、愛情について、
生きるということについて話し合ってみて欲しいと思う、貴重な一冊です。
ホッキョクグマのみならず
北極のことや他の生き物達のことまでのせていて、また文章がよみやすかった。
動物達がふと見せる表情が微笑を誘います。バーチャル動物園の中を散歩する設定で、BGMもユーモラスだし、画面の下に現れるコメントもなかなかGood! 動物園の人気者はだいたい出てくるけど、ペンギンがいないのが残念。でも、とっても和めますよ。泣き声も聞けるし、神経衰弱ゲームも出来るし、ナレーションもついています。動物好きだけでなく、小さなお子さんにも喜ばれる1枚。
なんでこれがお取り寄せ・・・?