オールドファンにとって、“桜島”以降の作品やライブに違和感を感じる中、長渕の原点である弾き語りは、やはり魅力的だ。これまで披露する機会のなかった初期の曲も積極的に収録しており、彼が日本屈指のアコースティックプレイヤーであることを再確認できる作品となり得るのではないだろうか。
正直言って、アリーナツアーのDVDは不要。弾き語りツアーのCDと5曲程度のボーナスDVDで6000円前後が良心的な価格設定ではないか。自分も含め長渕ファンに富裕層は少ないと思うので…。
あと、30年のキャリアがあるので、今後はボブ・ディランのブートレグシリーズのように昔のライブ音源をCD化してほしい。コアなファンあってこその長渕であることを、長渕本人ないし周りのスタッフはもう少し理解してほしい。
番長好きにはたまらんです。出来ればSEも収録してほしかったなぁ。
正直JUDY AND MARYの頃から全く興味の無いアーティストでした。
ソロになってからもずっとCDすら買ったこと無かったんです。
が、「うれしくって抱きあうよ」を聴いてからたちまちファンになってしまいました。
聴いていて心地良い。 何だろう、強い包容力がこの作品には有ります。
お母さんに抱きしめてもらっているような安心感。
きっとYUKIちゃん自身がお母さんになって、音楽に対する感覚が良い意味で変わったのかな??
全曲飽きのこない名盤です。
中古屋さんで衝動買いしたけど買ってよかった。
花屋の若後家店長と、店長に惚れている若いバイトと、元旦那の幽霊の話。 最終巻。
普通に健康な男である私にとっての主人公は葉月くんになる。 本来の対象とすると、男二人から思われて揺れる店長が移入対象なのだろうけれど、異常な状況に置かれた3人それぞれの心情が丁寧に描かれていて、それぞれの幸せを願いたくなる。 いじましくも一途な葉月くんは報われて欲しくなるし、 健気で可愛い店長は幸せになってほしいと思うし、 島尾くんの心残りも、それはそれで納得できるし。
島尾くんと店長がそれなりの納得をして、葉月くんがちゃんとそれを助けた実があって、可愛い六花ちゃんを得て幸せになったのが、喜ばしいと思える、良い話でした。 面白かった。
|