相変わらず描き込みは恐ろしいほどのものであり今更褒める必要も無い。 ただ肝心のストーリーのほうはこの最終巻で完全に失速してしまった感がある。 本来ゲストキャラであるはずの能登マミコが三姉妹を食ってしまっている(おそらく作者は三姉妹よりこちらのほうに思い入れがあるのだろう)。 最もすでに専門的知識がある三姉妹が自ら薀蓄を語りだすよりもあまり知識が無い者にスポットを当てて物語を進めていくほうが楽であり自然でもあるだろうから仕方がないことなのかもしれない。 制作サイドもこうなってしまった自覚があるためにこの作品を終了させ次の作品を女子高の鉄道部の物語にしようと決めたのではないだろうか? 能登マミコへの作者の愛情はひしひしと伝わってくるのだが、彼女が次の作品にも出てきそう(というか主役にされそう)なのが非常にひっかかる。 そうなってほしくはないのだが…
同作家さんが出してる『ゆりてつ~私立百合ヶ咲女子高鉄道部~ 3』と同じ発売日で目に付いたので購入。 キャンペーンで両方買ってプレゼントキャンペーンに応募しよう。みたいなこともやってたりです。(キャンペーン期限は2013年7月19日までです)
ストーリーは離島で暮らす平凡系の高校生 出雲瀬土と東京から赴任してきた、女教師 鴨女美鳥は秘密の恋人同士って話。ヒロインの先生は通常キツめなんだけど 主人公と一緒のときは甘々で可愛く そういったギャップや 先生の可愛さ エッチなシーンを楽しむ内容。
キャラ萌え前提で、それに重点を置いたラブコメ作品なんで ストーリーや設定はいまいち。作品にストーリーを求めないでヒロインに萌えられたりエッチな雰囲気が気に入れば良い作品かも。 あと、エッチなシーンは少し踏み込んだ描写なので そういったのが好きでない人は注意。
珍しい構成のマンガだと思った。 なんと、すべて1話完結なのである。
それぞれ男の子から見た「気になる女性」への 最初のアプローチが描かれているが 目線は男子なのに、男子には一切名前がない。 (全員、「○○くん」とかになっている。名前は一切出ない)
1話から20話まで、20人の美少女・美女たちが登場する。
Aカップ未満の幼馴染からKカップの爆乳まで、さまざま。
年齢も12歳から20代までと幅広い。
メガネっ子だったり、委員長だったり、ツンデレだったり お嬢様だったり、天然系だったり。
職業は「生徒」であることが多いが 成人女性の場合は教師だったり、擁護教諭だったり司書だったり寮母だったり。
どの話も、タイトル通り何かしらの「属性」がついている。 その女性との仲良くなる「きっかけ」を1話読みきりで描かれているだけで その先の展開は妄想するしかない。
そういう意味ではヒロイン20人登場って凄すぎる。 ただ、1話で完結させるためベタなネタが多すぎて、そこが物足りない。
原作の『GREEN』が大好きで、後にドラマの存在を知って見たのですが、原作とは全く違う別物でした。一致するのは役名だけかも。和子ちゃんは健気過ぎるし、誠は冷たいし、希望は立派な農村の息子だし。あれれれ〜???これホントに『GREEN』のドラマ化???と疑ってしまいました。 でもまぁこれはこれでおもしろかったです。深田恭子もカワイかったし。なので星3つです。
あ〜面白かった〜 あ〜...旅してぇ...旅してぇな〜... ゆりてつとっ!! なんて、そんな事したら旅に集中できんから一人でも良いんだけど、とにかく今巻も、読むと旅がしたくなる。 風景や鉄道や食べ物がかなり細かく写実的に書き込まれているから、実際に旅に出なくても情報量は相当高いのだが、だからこそ、より強く生で見てみたくなるのだ。 特に九州の電車はデザインが格好良かったので、あ〜九州行きたい。 切株みてえな山生で見たい! 私はテツではないが、車両のメカ的な格好良さには心惹かれるし、緩い旅番組に百合を混ぜたような物語は、ぶらり途中下車の旅とかが好きな私にはピッタリの作品だ。 それにしても毎回仕事量の多さに感嘆する。実にテクニカルな漫画だ。 それでいて、休日にのんびり旅気分を味わうには最適な漫画に仕上がってるから凄いね。 鉄道好きや旅好きなら、まあまずつまらないと感じる事は無いと思うし、むしろ楽しめる確率が高いと思うな。 初代鉄子の旅と編集関係者が被ってるだけあって、割と似た雰囲気を感じるね。色々全然違うのに。 鉄子よりはあのお方がいない分静かで落ち着いてるかな?w 長く続けてもらって、これからも色んな所や車両を紹介してもらいたいと強く思う。 そして何とか頑張って刊行ペースを上げてもらいたいw 最後に一つ気になった点を挙げると、何々ゲソ、じゃなくて、何々でゲソ、だよね。で、が抜けてる。そこ重要。 そういう微妙でどうでもいい事オタクは気になっちゃうもんなんだよ〜細かいから〜
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