FF7の原曲をアレンジしつつ、CCで書き下ろされた曲を織り交ぜたサントラです。個人的にはCCのジャケットは、このイメージイラストが一番合っているのではないかと思います。
ゲームをプレイした方はFF7のオリジナルをアレンジした曲が多数使われているので、違和感無くプレイ出来たのではないでしょうか。ここで重要なのは、「如何に違和感無くアレンジしているか」に懸かってくると思います。妙なアレンジによってイメージが損なわれてしまうことも少なくありませんから。本作ではオリジナルのイメージを損なうことなく、見事なアレンジによって曲自体の新しい一面も見出すことが出来ます。お気に入りはDISC1の22「スラムに咲く花」とDISC2の10「世に仇なす者」。前者はより美しくより可憐に、後者は妖艶でありながらもさらに壮大かつ深みのある仕上がりです。私はこの2曲をFF7の双璧だと思っているので、素晴らしいアレンジには好印象です(ゲーム内ではエアリスとセフィロスは非対称なキャラクターだと思っているので、私は双璧だと思っているのかもしれませんが)
CCの曲はやや音の使い回しが多い印象を受けましたが、アルバムで改めて聴くと様々なアレンジによって違う魅力を感じるので音楽とは不思議なものです。こちらのほうがコンポーザーの石元丈晴氏の真髄を感じます。ゲームの世界観にはこのようなロックが合っているとも思いますし。ベースはロックなのですが、その中にオーケストラの組み合わせもあり、またその逆もありでCCのストーリーを更に引き出している名曲揃いですね。お気に入りはDISC2の21「自由の代償」。比較的シンプルな楽曲ですが、だからこそ一つ一つの楽器の音が生きており、この曲の良さが際立って聴こえます。でも何回も聴けません。泣けてきますから…。
CCをPSPでプレイした方は、このCDを良い音響の下で聴いてみて下さい。恐らくプレイ中とはまた違う印象を受けることと思います。それだけのクオリティーがこのアルバムには存在しています。
これまでのジャニーズ系舞台のDVDに類を見ないほど、カメラアングルが引き映像ばかりで、
隅の方の立ち位置のJr.のダンスまで余すことなく堪能することができるDVDでした!!
チャプターも細かくついているため、お気に入りのシーンを何回も何十回もリピートしてしまうほど。
ばっちりそろったダンスは、本当に見物。必見です!
ずばり「サッカー気分に浸れる曲を集めたCD」だと思います。ワールドカップから少年サッカー(?)まで(W杯、国際試合、海外リーグ、日本代表、高校、小学生?の順になっているところがナイス)バラエティーに富んだ選曲で楽しめる1枚だと思います。
全盛時の週刊少年ジャンプからアニメ化された作品の主題歌をコンパイルするというアイデアは悪くはない。この一枚がまさに80年代の漫画→アニメの縮図の半分であることは事実だ(もう半分はあだち充や高橋留美子を擁するサンデーとミスター味っ子のマガジン)。 ただ、こういう「つまみ食い」型のCDは中途半端であることも事実。本当に音源を欲しがっている人にはもどかしいだろうし、ただ懐かしいという気持ちだけでこのCDに手を出す人がどれだけいるかは疑問だ。 例えば、シティーハンターなら(セリフがかぶっているが)「Dramatic Master」というテーマ曲をほぼ網羅したCDが今もあるし、東芝系の主題歌(オレンジ★ロードや燃える!お兄さん)は2004年に「Youmex Original Library Series」3巻6枚になって復刻されている。逆に、(最初の)キャプテン翼関連のCDは廃盤で入手が困難、復刻を待ち望んでいるファンは多い。Cat's Eyeだってオープニングテーマこそ容易に手に入れられるが(時にNew Takeというのがあるので注意が必要)、エンディングの「Dancin' With The Sunshine」は「ザ・杏里」を中古で探すしかない。 志のないコンピレーションは意味がない。その点では本盤は条件をクリアしている。しかし、CDを買う側の身になって作られてはいない。ファンが本当に望むものを考え、見極めて、制作にあたって欲しい。真にいいものなら自ずと結果はついてくるはずだし、それであってはじめて「王」と名乗る資格があるのではないだろうか。
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