何かと評判の悪い本作ですがテレビのアダムウェスト版のポップでキッチュなイメージを一番もっていてそれなりに楽しめます。ジョージクルー二ーもお金持ちのプレイボーイといったテレビ版の雰囲気が出ていてよかったです。でもこのムードに乳首付きのバットスーツは合わないのでは?
何かと評判の悪い本作ですがテレビのアダムウェスト版のポップでキッチュなイメージを一番もっていてそれなりに楽しめます。ジョージクルー二ーもお金持ちのプレイボーイといったテレビ版の雰囲気が出ていてよかったです。でもこのムードに乳首付きのバットスーツは合わないのでは?
何かと評判の悪い本作ですがテレビのアダムウェスト版のポップでキッチュなイメージを一番もっていてそれなりに楽しめます。ジョージクルー二ーもお金持ちのプレイボーイといったテレビ版の雰囲気が出ていてよかったです。でもこのムードに乳首付きのバットスーツは合わないのでは?
私は知らなかったのですが、日本で「仮面ライダー」や「ウルトラマン」があるように アメリカ本国では以前バットマンの特撮TVドラマシリーズが放映されていて シュマッカー監督はこのドラマシリーズを下敷きに新たなバットマンを製作しようとしました。
当時のワーナーブラザースや玩具メーカーはティム・バートン&マイケル・キートン版バットマンの ギスギスした暗すぎる作風を払拭したい思惑があり阿吽の呼吸でシュマッカー監督の製作を支持。 さらに「新バットマンの三部作を!」といった予定まで立てていました。
こうして公開された第一作「フォーエヴァー」はそれなりにウケて玩具シリーズも好評だった為、 ワーナーは二匹目のどじょうを狙うべくシュマッカー監督と脚本のアキヴァを急かしに急かして2作目を製作させ 出来上がったのがこの「バットマン&ロビン」です。
一言いうと「なんでこうなったんだろう…?」といった具合です。 ティム・バートン&マイケル・キートン版、クリストファー・ノーレン&クリスチャン・ベイル版のシリーズとは一線を画す気色ですね。
制作費は「ターミネーター2」のそれより高額ですがコスチュームや小道具(バットクレジットは除く)の充実度に比べて セットはバットケーブ以外どれもこれも安っぽいし何よりシナリオ構成と主要キャラクターの演技に難点ありです。
のちにこの映画を「金の無駄」と一蹴したジョージ・クルーニーは話すセリフがぶっきらぼうすぎ。 ユア・サーマンはシーン毎の演技にバラつきがありすぎ。 アリシア・シルヴァーストーンのセリフはどうもイングランド訛りのようには聞こえない等等。
唯一真剣さが伝わるのはシュワちゃんとクリス・オドネルの両名なのですが、 シュワちゃん扮するMrフリーズは口を開けばサブいギャグと世界征服の事ばっか 翻ってオドネル扮するロビンはというとブルースに対する不平不満とヤンチャな行動ばかり目立つ始末です。
地味な立ち回りではありますがマイケル・ガフ氏の執事アルフレッドは名演でした。追悼。
そもそもゴッサムシティの影として人目に触れる事なく暗躍するはずのバットマンが 公共の場、しかも女性のデートオークションに堂々と登場するってマジですか? バーバラがアルフレッドから真実を告げられるシーンも「もっと早く気付けよ!」と言いたくなります。 氷の柱がプラスチックの下敷きのごとくビヨンビヨンに揺れてるシーンは失笑ものです。
しかし「大金掛けて製作された割にノリはB級映画のアクションコメディ映画」と割り切る事ができれば この荒唐無稽も笑えてしまえ「俺たちの闘いはこれからだ!」的な幕切れに潔さすら感じます。
ギャグ路線に方向を絞ったのか日本語字幕翻訳に携わったスタッフには気合を感じます。Mrフリーズの訳には拍手喝采です。 反対に吹き替え版は声優の方々が丁寧に演じて下さったのでシリアスな雰囲気が増しています。コチラもオススメ。
この映画を楽しく鑑賞するには頭からっぽにして気の合う友達数人とおかしな場面に正しく突っ込みながら、 一人の場合は何かつまみつつ酒でも呑んで「ゲヘヘゲヘヘ」と笑い飛ばしながら鑑賞するのが正解でしょう。 強いて不満を上げるならバット乳首はバットマンでもロビンでもなくバットガールにこそ必要だったと感じています。
あ、それとこのDVD版のパッケージ写真いいですよねぇ。 Blu-rayもこちらのバージョンに切り替えがされると良いのですが…
評価は星3つです。Curses!!
以上、長文駄文失礼しました。参考になれば幸いです。
ドイツ盤やUK盤などありますが、日本語版には思いっきりカタカナで 「 モーナー 」 と書かれています。 ご覧の通り映画 『 バットマン&ロビン 』 のBGMでもあり、また2ndアルバムから3rdまでの沈黙期間に発表されたもので、サウンドトラックをはじめ、3rdアルバムにも収録されています。 ヘヴィなベース、ノリの良いビートに合わせて、カールの泣いているかような歌声が印象的。
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