RENAISSANCEのアニー・ハズラムのソロ作。1977作。邦題は「不思議の国のアニー」 当時恋人であったロイ・ウッドのプロデュースのもと作られた本作は、 やはりルネッサンスに通じる美しいアレンジと、キャッチーな聴きやすさが合わさった好作だ。 伸びやかなアニーの歌声がじつに素晴らしく、ルネッサンスでのクラシカルな構築性よりは、 英国フォーク的なやわらかな質感とともに、爽やかで自然体のサウンドとなっている。 ほのぼのとした童話的なジャケも楽しい。まさに彼女の絶頂期の作品といえるだろう。
90年発表。ルネッサンスのヴォーカリストであるアニー・ハズラムの久々のソロ作。タイトル曲はマイク・オールドフィールドのあまりにも有名な曲だが、誰しもの想像の通り見事にハマった抜群の出来である。2.ではムーディー・ブルースのジャスティン・ヘイワードが楽曲を提供し、アコギとデュエットによるヴォーカルを披露している。アルバム制作の決め手になったニール・ロックウッドの4.も名曲だ。 プロデュースはプログレ系の仕事も多く、シナジーの名前で優れたシンセサイザーのアルバムを発表しているラリー・ファーストであり、彼の手によるものであろうシンセを中心としたオケでほぼ完結されている。しかしながら彼はこの手のサウンドとしては天上レベルの人。本作はいわゆる打ち込み音楽ではないクラシカルかつ生々しいサウンドを構築しており、実のところルネッサンスと何ら違和感はない。デジタル・シンセを多用しつつ、ヨーロッパ的な美意識を感じさせるサウンドは彼の感性の鋭さの賜物だろう。彼は6.でアニーと共作もしているが、その美意識は楽曲そのものからも十分に伺えると思う。ニュー・エイジ色の薄い、非常にロック的なサウンドでまとめられているのもポイントが高い。何にしても80年代サウンドの帰結とも言えるサウンドは一聴以上の価値はある。末期ルネッサンスのラファエル・ラッド(Harp、k)、デヴィッド・ローズ(vln)、メル・コリンズ(sax) 、ジョー・フランコ(dr、per) らも参加している。
良いのはムーンライトシャドウだけかと思ったら、
エンジェルズクライも壮大な名曲でした。
少なくとも名曲が2曲もある!
ゆえに名盤です。
しかしこの人は、日本でゆうたら誰になるんだろう。
ユーミン、YUI、ゲド戦記の主題歌のひと、からお選びください。
確実に異界と交信してるよな〜。
普段きくのはツラいけど、本当にツラい時に効きそう。
治療して、おまけに復活させてくれそう。
そうゆうのって音楽性が高いってゆうんだろうか
なかなか映像で見ることの出来ないルネッサンスですが、これはアニーのソロスタジオライヴです。曲はアニーお気に入りの「CARPET OF THE SUN」やシェラザード組曲の抜粋、「THE YOUNG PRINCE AND PRINCESS」などルネッサンスの曲から、実質のソロアルバムBlessing In Disguse などなからの選曲です。いくつになってもクリアな声を保ち続け、可愛らしい感じの彼女はまさしく歌姫です。観客はほぼ100%中年男性で、しかも彼らの目の輝きはアイドルを見つめるその瞳なのでした。
とにかく、映像が少ないのでアニーファンは是非そろえておきましょう。ルネッサンスの映像が欲しいけどね。とりあえずは楽しそうに歌う歌姫の姿で我慢しましょう・・・。良質のポップコンサートです。
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