文字が大きく書かれており読みやすいです。 病気の事が詳細に書かれている。
音楽療法の力を実感させられました。CDで音楽が聞こえて来るのですが、それとともにTV画面に画像が現れて、音楽を聴きながら画像を見て身体をそのとおりに動かすことができれば、最高の効果を得ることができると思います。さらなる進歩を期待します。
日本語字幕付きで問題無く視聴できます。それでいて、国内版より低価格で手に入ります。 どことなく悲しいのですが、国内版を購入する意義を見出しにくいのも事実。。 作品の面白さは言わずもがな。文句なく星5つです。
手に入れてから読みはじめるまでに、結構時間がかかった。マイケル・J・フォックスは、バックトゥザフューチャーぐらいしか観てないし、特に好きな俳優というわけではなかった。また闘病記とかって、それなりに自分が心して読まないと、単に同情して感動して終わりになってしまうことが多いので、慎重になってしまったのだ。数日が過ぎ、やや重めの気持ちを引き摺りながら、読み始めた。最初に思ったのは、「文章が上手い」ということだった。次にパーキンソン病との闘病記だけでなく、「マイケルの自伝」なんだなということだった。
読み終わった。びっくりした。読み終わるまでゴーストライターが書いた文章だと思っていたが、実際は違うようだ。もちろん自分は、文章の巧拙を評する基準を持っているわけではない。でもすごく人を惹きつけるし、読んでいて飽きさせないのだ。エピソードの入れ方や客観的な現象の比喩の仕方、そしてその時々の気持ち、考えの表現方法。挙げたらきりがない。
そして一番大切な内容といえば・・・同情も少しはした。感動もしたような気がする。でも何よりも、マイケルの考え方の成熟度である。すごく大人である。ここまで悟ることが出来る人がいるんだ!ということである。当たり前だが、マイケルと自分は全くの別人格である。もちろん境遇も違う。だから、理解できることも限られる。逆に言えば、理解できないことが多い。自分では到底、この境地にたどり着くことは出来ないだろう。だからこそ、言える。この本を読んで良かった。マイケルに限らず、色んな人がいる。みんな社会的な役割を担っているのだろう。自分も柄にもなく考えた。自分は他人に良い影響を与えているだろうか?と。
そんな気にさせられた本だった。
なかなか良い書物でした。さすが水野先生のご執筆されたものだと思いました。
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