ほぼすべてのイース移植作品を遊んでいるファンですが、
今回は大甘で星3とします。
普通であれば星1でも良いと思う。
その理由としてはPSP版そのまんまの移植だという事につきます。
どういう事かと言うと、解像度まで含めてすべてPSPのままなので、
フルHD液晶で拡大画面でプレイすると画面が非常に汚くなる。
ムービーもブロックノイズがのりまくりで見れたもんじゃない。
そして残念な事に、ウインドウズ8でイース1と2をプレイするには、
これしか選択肢が無い事がファンとしては勿体ないと思う。
過去PC版が出ていたイース1、2完全版を元に、
PSPの要素を追加し、高解像度で移植すると言うのが普通ではないでしょうか?
軌跡シリーズも良いけど、イースといえばファルコムの看板
タイトルであったはずです。
いや、今でもイースセルセタなど良い作品が出ています。
幸いレトロゲームも普通にプレイできる性分なので、
スムージングをONにすれば個人的には遊べない事も無いですが、
過去イースエターナルなどで感動を覚えたものとしては、少しガッカリな移植でした。
未だにウインドウズXPマシンが手放せないのも、過去の作品が遊びたいからなのです。
クロニクルのPSP版での配慮は良かったと思う。
音源はオリジナル、PC-88、クロニクルと選べるし、
キャラクタのグラフィックも旧作品とクロニクルと切り替え可能な配慮があり、
まさにPSPとしては完全版でした。
なので、もう少し何とかならなかったのか?と思ってしまいます。
個人的にはクロニクルバージョンのキャラクタの絵も好きなので、
綺麗に
仕上げて欲しかったと思う。
ゲーム自体は好きなので、3とします。
前にレビューを書いてくださった方とほとんど同じ感想ですが、ギターガンガンの曲が多いです。個人的にはこういったかっこいいアレンジは好きですが、88世代の方にはウケがよくないとも聞きます。
ただ、Disc1(Ys1)の「16.DREAMING」、Disc2(Ys2)の「12.ICE RIDGE OF NOLTIA」は
バイオリンを使ったアレンジが素晴らしく、お勧めです。購入を迷ってる方の中にはいろんなサイトで視聴していると思いますが、「TO MAKE OF THE END OF BATTLE」だけでなく前記の2曲も聴いてみてください。かっこよさだけでなく美しさも見えてくると思います。また、疾走感が薄れたという声も聞かれますが、Disc2(Ys2)の「18.PALACE OF SALMON」のクラシックギターアレンジも好きです。こういったアレンジも十分ありだと思います。
あと、
イース&イースIIエターナルのサウンドトラックでは、エターナルで新たに追加された曲(Ys1の「TENS
ION」やYs2の「BATTLE GROUND」など)は、ゲームで流れる順番関係なしに最後にまとめて付け足したような順番になっていましたが、こちらのサウンドトラックではゲームに流れる順番に並び替えられています。細かすぎてどうでもいいと思う方も多いと思いますが、個人的に嬉しい配慮でした。