ジャズの質感を文学にすると、こんな感じになるのだろう!
という感じの「読中感」および「読後感」を体感させてくれる本でした。
小説の内容自体は、ちょっと突拍子もない部分もあったりして、色々な意味で“飛んで”いるように思えるのですが、物語全体を流れている質感は、まさに
ジャズの質感そのものといった感じです。
ジャズの音楽の調べを、文学にしたら、こんな感じになるのだろう、と実感させられますよ。
ですので、
もし、この本を読まれる際には、お好きな
ジャズのアルバムをBGMに流しながら読まれるとよいと思います。
「文体までスイング」とカスタマーレビューを書かれている方がおられますが、まさにそのとおりだと思います!!
しかし、
この作品、
フランス語の原典自体においてこのような質感を湛えているのか、それとも、野崎先生の訳自体が作品に新たな命を吹き込んでいるのか、・・・・
フランス語自体が全く分からない私には未知の世界です。
フランス語が分からない自分が悔しいです!
魔法使いとご主人様リメイク版のオープニングが好きなので購入しました。
個人的にすべての曲を評価すると、
『星降る夜に』
魔法使いご主人様のテーマ曲としてぴったりです。
幻想的なメロディで、耳に残ります。
歌詞はまあまあ。
『子供達はロマンチスト』
ミラーのキャラソン。
元気な曲で、ミラーらしく(笑)
アリシアへの想いを歌ってます。
「言い返せばやり返す追いかけっこを続けよう」とか^^ミラーらしいです。
近藤さん歌がお上手です。プロかと思いました(笑)
『永遠より先に』
このCD買ってよかったと思える曲ですね。
ハワードのキャラソン。ハワードを攻略後に聞くべきです。
曲自体は素朴な感じ。
歌詞は切ない・・・けどどことなく優しい感じ・・・
恐らく、井上さんのお声が優しいせいではないでしょうか。
暗い感じもするかもしれないけどハワードの内なる気持ちがとてもよく表れていています。
胸にぐっときます><
『満ち潮に月』
ネロのキャラソン。彼はもっと狂ったような感じになると思いきやそうでもなかったです。
明るいですねー
鈴木さん頑張ってます(笑)
『スクラップ・ブック』
おなじみQuinRoseさんです。うーんバッドEDに流れていた曲です。
そんなに印象には残らなかったですね。
以上気に入った曲は『星降る夜に』と『永遠より先に』です。
あと、永遠より先にの前に前振り的な曲が入るのですがそれもいいです。
lost world という曲です。神秘的な雰囲気です。