美女と野獣ならぬ、超美女とブ男の脇カップルです。 出番は少ないものの、この本では主役カップルよりインパクトがありました。
今回クリスティーナはエレインのために、行方不明になったソルバーグをさがして東奔西走します。 前作で女好きなブ男で、変な毛を頭に生やしていたオタクのソルバーグ。 今作でわりとまともな人間であり、エレインに対して人が違ったように純情であることがわかります。
そして高IQで超美形のエレインも、ソルバーグにぞっこんなのです。 彼女のホワホワしたいい人系のキャラがかわいいです。 この二人どうなるの?と思って、先を読み進めました(二人のことをもっと読みたかったです)。
クリスティーナの親友への思いやりは、実のアニキみたいです(笑)。 エレインのため、厚かましいまでにソルバーグを捜して奮闘します。 作風は、セクシーで毒のあるイヴァノヴィッチといったところでしょうか。 この本では、警部補リヴェラとの関係にあまり進展はないですよ。
何とかいていい。のか、迷いますが、この本に出会って、 私は夢中でご飯も忘れ何もかも忘れ、衝撃的なお話の 頁をめくり続けました。 私もまほこ先生と同じく摂食障害です。ただ今治療中です。 解離の疑いもあるのかな? 摂食障害、解離をもった彼女の私小説です。 幼少期に虐待のせいで一番大切な一番楽しい時期を 摂食障害という怪物に支配され、苦しみもがいて、 怪物と戦って、えいやってやっつけて地におりた彼女。 過食嘔吐、拒食、痛いほどの現実。 そう、これは着飾った物語ではない。 ある女性の裸の物語だ。 それ故、なまなましく、けれど彼女独特のやわらかい さっぱりとした文章で書かれているので、するすると読める。 愛する人との別れ、虐待、解離、摂食障害。 これは、彼女の話で皆がこういうプロセスによって 治っていくわけでわない。人それぞれだし。 でも、摂食障害で苦しんでいる人にぜひ読んで いただきたい。 あと、身近に摂食障害のひとはいるひとにも。 一例だけど、笑っているけどじつは 「ほんとうはこんなんなんだよ」って。 笑顔の裏を汲み取ってほしい。
泣きながら読んだ。 親ってなんだろうって。 自分てなんだろって。
特に幼児期は親が一番、親しかいない。 保護されて暖かい毛布でくるまれている時期。 そんな時期に、虐待を受け、歪みが、大人になって出てくる。
実は、まさきさんはこの本の他に二冊詩集を だされている。 この私小説を読んだ上でもう一度前の本を読んでみたいと思う。 きっと見方がかわってくるんではないか、と思って。
うまくかけないけど、多くの人に読んでほしい。 いつまでも、くらやみじゃないよ。 いつかひかりがやってくる。 そう、語りかけてくるようなお話。
「もう生きるのやめる?」 「いや、生きるとも」 (本文より。)
何度も見る様な作品では無いけど一回見るぶんには楽しめます、心霊レポーターの愛葉るびさんが恐怖の中一人で頑張ってる所が一番の見所かな?根性あるな〜
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