サンプル写真には赤のラインや青色の部分が見られますが、
これらの色のランナーは存在しません。(バーニアのみネイビーブルー)
シールやデカールも付いていないため、
素組みではほぼグレーのみとなってしいます。
スミ入れだけ、というのも少しさびしいでしょう。
サンプル写真のように
仕上げるには塗装が必須です。
ただ、塗り分け部はほぼモールドが入っているので、
マスキングもそれほど難しくはないでしょう。
他にサンプル写真との違いとしては、
製品では台座がクリアーパープルになっています。
飾ったときに気になるようならこちらも黒で塗装した方がよいかもしれません。
引き続きウォーヘッドやラグナロク等もシリーズとして希望します。
「ナムコのシューティングゲームで一番記憶に残っているものは?」
そんな質問をすれば,往年のゲーマー諸氏の皆様は手を上げてこう叫ぶに
違いありません。
「フェリオス...じゃなかった,ゼビウスッ!」
往年のゲーマーさんなら,
ナスカの地上絵を背景に飛ぶソルバルウの勇姿
を,今でも目前にありありと思い出されるのではないでしょうか。
私は,まさにそうした感性を残した四十代のおっさんゲーマーでして...
このソルバルウが発売されると聞いた時には,もうザッパーの直撃を受けた
ような感動が,胸を貫いたものです。
以前からソルバルウの立体物と言うのは存在していましたが,購入するのは
今回が初めてになります。
それらも買っておけば良かったと,今更ながら後悔しておりますが...
さて,現在はまだ素組みの状態ですが,レビューさせて頂きますと,ランナーは
計6枚。
ホワイト,グレー,ブルー,オレンジ(コックピットカバー)と色分けがなされており,
シールも付属するので,無塗装でも許容範囲内ではないでしょうか。
また,パーツ各種を見た結果,モールドの甘さなどは感じられませんでした。
で...これらをいそいそと素組みした訳ですが,約数年間,模型から遠ざかって
いた私の腕で,およそ20分(後ハメ等の加工はせず)ほどかかりました。
プラとプラの合いは悪くありませんでした。
ただ,コックピットの計器類がメタリックシールを貼る仕様でして,こちらは個人
的な好みからすれば,水転写式デカールの方が有難かったと思う次第です。
それ以外は,バーニア周りをいじってやると,模型としての楽しみが増えるよ
うに思えます。
それになにより,造りながらノスタルジーに浸れるのが,この模型最大の功績
と言えるのではないでしょうか。
あの特徴的なBGMを流しながら,完成するまで胸を弾ませる。
おそらく往年のゲーマーさんなら,このソルバルウを造るだけで,そうした気持
ちになれること請け合いです。
本当に,あの頃のナムコは良かった...
出来れば,ウェーブさんには,この勢いでスターラスター,メタルホーク,オーダイン
辺りをお願いしたいものです。
なお,パッケージがいい感じに仕上がっていたのを付記しておきます。
箱絵だけで,思わず小躍りしてしまいましたとさ。