ストーリ、構図、声優・・どれを取っても日本アニメの最高傑作です。忍者ファンの外人が見たら多分、しびれて卒倒するかも。主人公カムイにはしびれる。また声優がいい(本人の見た目はさておき)。このカムイにしびれた人はいったいどれぐらいいるのやら。後の漫画家(例えば高橋留美子さん)などにも多大な影響を与えた作品でしょう。白土三平は筆だけで漫画を描いた人で、その漫画本も合わせて保有したい漫画・アニメの最高峰です。
オリジナル音源で聴ける、昭和43〜45年のアニメソングです。
1曲目「
サスケ」はナレーションが無いバージョンです。スピーディな
サスケのように軽快な曲。四つ身の術なら出来ると信じて、大真面目に練習しました。9曲目「
紅三四郎」は聴きなれた堀江美都子氏ではなく、美樹克彦氏が歌う第1クールの主題歌。全く覚えていないのが悲しいです。11曲目「花のア太郎」は、いずみたく氏には珍しい演歌調。アニソンの中では浮いて聴こえますが、子供にはタンカやカタギの意味が難しかった。13曲目「しのびのテーマ」も寂しげなメロディーが子供心に残っていて、久しぶりに聴けて大満足です。17曲目「みなし児の
バラード」では、戦後の焼け野原が残るバックの風景を思い出しました。20曲目「
ムーミン」を聴くと、リアルタイム世代は明日学校か...というブルーな気分になってしまいます。同じ日曜日のアニメでも、18曲目「
サザエさん」は大人になっても続いているせいか大丈夫でした。
一番心に残ったのは、6曲目「ゴーゴーマリン」です。マリン役小原乃梨子氏の、優しくて中性的で、まるで海の中で歌っているような不思議な歌声。私はマリンをずっと外国製のアニメだと思っておりました。早くオキシガム実用化して下さい。