佐藤さんの演技、ま、演技指導する人の落ち度かも知れぬが、あまり感心しない。でも脚本の矢島さんが良いので見てみた。悪くは無かった、最後まで観れたしね。下らないものは途中で切る。
仲代さんや赤木さんの演技が光る。NHKで放送された作品みたいだ。三部作。見て損は無い。
あとカメラワークとか諸々は近年に
アリガチな「学芸会レベル」みたいなのが有る。製作
スタッフの能力(幼稚)の低さだな。
四ヶ月位で一回の発刊ペースである「黄昏流星群」を楽しく読ませて貰ってゐます。「黄昏流星群」は、中高年における恋愛(性愛?)と流れ星や
彗星に関連したストーリーで二話か三話程度で一篇の短篇漫画になってゐます。私は唯新しい趣向の風俗物語を味はってゐただけで、今まで筋立ての完成度や成熟度はあまり考へて来ませんでした。今回、所載の三篇はどれもハッピーエンドで終り、それなりに面白かったのですが、筋立ての出来具合にやや不満を感じてしまひました。一篇目の「死神ほうき星」は、地球に
彗星が近づくと、それに乗って来た死神がある家系の当主の命を奪って行くストーリーなのですが、どういふわけか今回主人公は死神の化身と思はれるうら若い女性に助けられ、愛され、おまけに人生の立て直しを施して貰ってゐるのです。そんな形になった時、
彗星の光が表面的に消え失せ、死神は慌て去って行ってしまひます。でも、何故死神が現れて命を奪ふのか?何故その家の当主なのか?
彗星と死神と当主はどういふ関係なのか全く分かりません。穿って考へれば、現代農業に賭ける中年独身男性への社会的な慰労の必要性を説いてゐる!と勝手な深読みをしてしまひますが、どうなのでせうか。二篇目の「一途の星」は、西洋キリスト教世界で発達した心理学に出て来る夢魔、インキュバスを登場させ、容姿コンプレックスの女性主人公が繰り広げる名俳優追っ掛け(ストーカー)人生をコミカルに描いてゐます。話が容姿コンプレックスの前提なのに中盤から後半にかけてはその容姿は直ぐ輝いた雰囲気を帯びてゐるのは不自然でした。トリックスターのやうな妄想の化身・夢魔と憧れの人の中で揺れる閉ぢた世界に生きる人が存在感を持つ時代なのでせうか。三篇目の「未来予想図 星団」は、美男美女がよりによって皆ホモ、レズビアンといふゲイであり、二組の夫婦の幸せ(?)な4P人生の讃歌はちょっとどうかなと思ひました。これが、十六七年後の近未来なのかと思ふと私としてはこんな感じになって欲しくないです。四人の奇妙な平和世界ですが、この中で子供が出来れば、成長と共にきっとその間柄に齟齬を来たすと思はれます。ハッピーエンド的な終り方には少し違和感を抱いてしまひます。かういったストーリーの世界の不自然さ具合や不思議な人間関係のドラマは、現代、近未来の御伽話として読めばいいのかもしれません。
ただ歩数やカロリーだけが表示される物より、断然やる気が出ます。
形もスリムで、ポケットで計測できるのもいいです。縦でも横でも計れますし。ウエストにクリップで付けるタイプはカッコ悪いですからね。
ただ、家事やスーパーの買い物など、少し動いては止まるという動作ではあまりカウントされないので、特別な運動をしてない人には不向きかもしれません。
でも、それだけちゃんと「運動」としての歩行がカウントされているのだと思います。
☆一つ減らしたのは、原作を読んでないと、登場人物がよく理解できない所です。
今度は「
母をたずねて三千里」ver.も欲しいな。