素晴らしいフュージョンの「隠れた名作」がCDで復刻されたのを知ったのは、去年の暮れに本国アメリカのサイトに紹介されていたときだ。直接のメールオーダーも考えたけれど、探したら今回紹介するこの「TARIKA BLUE」(
タリカ・ブルー)のファースト・アルバムをみつけすぐさま購入。今はこのCDを聴きながらレビューを書いています。
さて、このTARIKA BLUEだが、かなり濃いフュージョン・ファンでもその存在を知っている人は少ない。1977年あたりがオリジナルLPのリリースだが国内は未発売だった。当時はクロスオーバーからフュージョンへ変動していく時期だったが、やはり人気があったのはグローバー・ワシントンJr.やジョージ・ベンソン。今ではあたりまえの存在のラリー・カールトンやリー・リトナーなんかはギター・フリークの間だけで聴かれていたし、マイケル・ブレッカーやディビッド・サンボーンもよほどの「通」でない限りはまだまだ知られていない時代。そんなときに突如現れたこのTARIKA BLUEも国内で聴かれる機会なんて皆無に近かったのではないか。僕だって彼らを聴いたのは80年代末にたまたま友人から借りたLPがはじめてだった。しかし黒字にブルーの文字といったいかにも地味な
ジャケットの印象とは対照的に、いきなり飛び出してくる音はフスト・
アリオのアクションの効いたソプラノ・サックス、それに絡んでくるイリーネ・ダッチャのボーカル、そして若き川崎燎のギターのカッッティング&リードプレイ。しかしグループ自体は、キーボードのフィル・クレンデニン、ベースのバリー・
コールマン、ドラムのケビン・アトキンスの3人がレギュラーのようである。こうしたメンバーによるサウンドはドライブ感抜群。今はまだ寒い冬だけど、これから春なった時の夜に人気の疎らな街中できくといいかもしれない。
とにかくオリジナリティなサウンドなのでたとえはあまりないけれど、
インコグニートあたりが好きな人にも歓迎される音楽だろう。
TARIKA BLUEはこのファーストの他、セカンドアルバムのあるようなのでみなさんより一足先にボクはそちらも聴くことにします(^^)
マダガスカル初のプロ・バンドで、ヨーロッパのワールド・ミュージックのヒット・チャートで6週No.1とのこと。一曲目の“KOBA“を試聴して大いに気に入って購入した。 ”Be My Baby”もかわいい。歌はお世辞にも上手いといえないんだが、なんか朗らかで、とても幸せな感じ。
マダガスカルではみんな自分で歌ったり踊ったりするのが当然なので、「プロのバンド」という存在をメンバーの母親がどうしても理解できず「どうして自分で歌わずにお金を払って聴くのか」と尋ねたというエピソードが可笑しい。
Metallicaのライブ中に、ローディーの一人がバンドの大事なものが積まれた車がガス欠で立ち往生しているから、
ガソリンを届けて、ライブが終わるまでにここに戻ってこい!!という大雑把なあらすじです。
で、結局ストーリーはいまいち理解できず、バンドの大切な荷物もなんだったのかはわかりませんでした。
というのも、METALLICAの360度全方位型のスペシャル・
アリーナライブでパイロもどっかんどっかん!
ステージセットも凝りに凝っていて、圧倒されるし、女神像の崩壊シーンや十字架が生えてきたり・・と
もうライブ映像として映像に引きづり込まれたことが大きく影響しているのですが。
またこのライブに参加したオーディエンスの熱気が画面を通しても熱気ムンムンで!!
全体的な印象は、ライブPVにあわせた映像を要所で"映画"という脚本にしたという印象が強く、
ストーリーを楽しませるというよりも、ライブ映像の邪魔にならない程度にインパクトを与える映像を
突っ込みました!!と言う方があっているかもしれませんね。
私はIMAX 3Dを映画館で鑑賞しましたが、3Dも映像も音声も正直ぶったまげる程素晴らしく、
映画館で観れたことを感謝していますが、あの迫力を果たしてBlu-rayでどこまで再現できるのか・・。
IMAX3Dレベルの環境はやはり自宅で構築するのは難しいので、ホームシアター用に調整はかかるでしょうが、
この点にも大いに期待したいところです!!
3Dはこの"数量限定アルティメットエディション"にしか入っていないようなので、こちらを購入ですね。
3Dが鑑賞できるシステムがあるのであれば是非3Dをお奨めします。
そして、出来る限り大画面で!!この迫力はTVサイズだとちょっともったいないですよ!!
史上最高のライブ映像を目の当たりにできる作品ですので、是非!!
このステージセットでライブ観たかったな・・。