通信販売で購入しました。不幸にして、途中で冷え込んでしまったせいか、一回目はうまく卵がかえりませんでしたが、有料ですが卵の再販チケットがついているので、再挑戦できました。二度目は、気候もよくなっていたので、無事に卵が孵りました。
最初は、静電気で動いているゴミ、みたいに見える生き物が、どんどん大きくなって、かなり楽しめました。
昔懐かしいシーモンキーや、ブラインシュリンプより少し難易度が高い、というメーカーの説明でしたが(電話問い合わせです)、それなりに、達成感もあって、なかなかです。
一つポイントは、卵を入れた後、完全に孵ったなと思うまで、活性炭を取り出さないことです。メーカーの方もおっしゃっていましたが、活性炭が入っていないと、なぜか、孵化率が悪くなるようです。私も実感しました。
これからの夏休みの自由研究などにお勧め。
ただし、デジカメで写真を撮るのは、特に初期は、ほとんど不可能だと思います。
最初は悉く失敗して試行錯誤の結果なんとか繁殖に成功しました。現在3世代目(孫ですか?)で15匹が水槽を乱舞してます。孵化させるには、水と温度が重要です。100均で水温計を購入するとよいです。すんなり孵化するには、水温26度〜30度弱に保ちたいです。水温23度〜26度程度だと、2週間はほっとく覚悟で孵化を待ちます。私はどうもせっかちな性格ようでカルキ抜きに失敗するみたいです。そのため、サントリーの天然水南アルプスでうまくいくことを見つけた。ほかでは孵化しない場合もあります。買ってきた天然水のペットボトルから半分くらい水を抜いたあと栓をしてひたすら振りまくって、酸素を溶かし込みます。飼育容器に天然水を入れる場合も高い位置からバシャバシャ注いで酸素を溶かし込んだあと卵と栄養を入れます。あとは、LED懐中電灯で卵を照らしっぱなしにして、ほったらかし。白い小さな点がチロチロ動いていたら孵化してます。チロチロ動いている間はエサをやらす、孵化して4〜5日経ったくらいからエサをすりつぶしてからやります。孵化して1週間までが危険域でそれを過ぎると結構すんなり育ちます。大きくなったらエサのすりつぶしは不要です。体にあったサイズのエサをやってください。
以前、岡山の笠岡にある
カブトガニ博物館を訪れたことがある。これほど奇妙な生き物はいないと驚いたものだった。本書は
カブトガニの生態を詳述したもので、環境の変化に極端に弱い理由などにも触れられており、満足できた。
カブトガニは4億年も昔から生きている古代生物であり、日本では瀬戸内~北
九州にかけてわずかに分布している。しかし近年の海洋開発・汚染によって数が激減し、絶滅が危惧されている。というのも、
カブトガニは海浜の特殊な環境に高度に適応した生物なのである。それが数億年のもの間ほとんど姿を変えずに生き延びられた理由なのだが、裏を返せば、環境の変化に弱いということにもなる。そのあたりの仕組みを様々な角度から教えてくれるのが本書である。
しかし日本では絶滅に瀕している
カブトガニも、アメリカ東海岸には多数が残っているという。このあたりの違いは一体なぜなのだろうか。