就職失敗でなんとなーく消防士になってしまった主人公南夏子。女子寮一期生として消防訓練をはじめるところからはじまるが、なんとなくやる気がなく、たるたるっとした性格で、一見どうしようもない。
しかし、持ち前のちゃきちゃきした性分や、体を動かすとノってくる男前な性格が幸いしてか、次第に消防という仕事に対しての真剣さが増してくる。
1巻で訓練編が終わり、2巻以降は新人消防士の成長記録となっているが、実戦で揉まれに揉まれ、ドジを踏みながらもやがて頼りがいのある一人前に成長していく過程が明るくコミカルに描かれている。
仕事と恋愛、同僚や家族、いろいろなテーマがさりげなく盛り込まれていて表側にあるノリの軽さに反して意外に深く心に残るメッセージ性がある。
女の消防?と小馬鹿にする前に、一度読んで頂きたい。真剣ならば男も女もない現場仕事であることが分かるだろう。
自分が知っている倉木麻衣さんの曲の中で、一番好きな曲!!
ほんっと麻衣さんの声には癒されます!!
もっともっと、こんな感じの
バラードを書いて欲しいなぁ。