レビュー
タイトルを「鳥みたく空を飛べたらいいのにね」とか「私、皆が思ってるより全然強くないんだよ」にしようと思ってたのに、「あきのまほう」を見てからフレンチトーストにしてしまいました。4話後半のフレンチトーストのシーンがよかったから…。さて第3話の「ひかりのかなた。」ですがおじいちゃんの宝物を探しにカンタロウとトマトがおじいちゃんの“故郷”に行く話です。百々がちょっとしか出て来ないので百々ってホントに主人公!?って感じの3話ですが…淡々と進み特に盛り上がりもなく静かに終わります。ですが原作でもそうな様にたぶんそこが魅力です。優しい雰囲気だなぁと思います。全体的に静かなアニメです。ビー玉の美しさを感じる田舎の雰囲気とか。4話の「あきのまほう。」はよかったです。百々(死神)もちゃんと関わるし、中山君はいい人だし、最後、お母さんが出てきたあたりでうるっと来てしまいました。
大切な人を本当に失った事がある人には辛いのかもしれません。お母さんを亡くしたとか…きっと思い出して泣いてしまうと思います。お母さんの声も島本須美さんで全体的に良かったです。一度見てからもう一度見直すと、何だか人の「思い出」を覗いている様な感覚になりました。誰かの記憶をとおくから視てる感じ。
聞いていてとっても癒されます。アニメで放送されている『しにバラ。』のために作られた曲!と言ってもいいかも。他にも歌詞カードに1曲目の
英語の訳も載っていてそれを読みながらこの曲を聴く、そんな楽しみ方も
アリです。
歌詞がいいんです。
短編集です。表紙の女の子は
タイトル通り死神で、毎話誰かが死にます。
その死に関係する各回の主人公と
死神なのに死神らしからぬ言動、行動を起こす少女とのやりとりを読みます。
意外性は少なかったですが(誰が死ぬのかすぐ当たりがつく)
死とゆーものをそれほどネガティブに感じさせない雰囲気が良かったです。
短編であるが故かもしれませんが、台詞が多いのが気になりました。
媒体が文庫なので台詞以外のところでもっと読み手に伝えて欲しかったです。
情景があまり想像できず、頭の中には人物しか浮かんできませんでした。
ワクワクしたり続きを読みたい!とゆー衝動が起きる内容ではなかったので
読むことに娯楽性を求めている読者には本巻はあまりお勧めしませんが
2巻、3巻、と追っておもしろくなっていきます。
死神というと、皆恐れて敬遠してしまうのが当たり前。しかし、こんな死神だったら一度は会ってみたいと思う。死神番号「Aの100100号」のモモは穏やかで優しい女の子ではあるが、死神でもある。命を終えた人々の魂を天国へ届けるのがモモの任務。本当はそれだけに専念していればいいはず。でも優しい彼女は、それだけでは満足せず、ついそれ以上のおせっかいをやいてしまう。相棒の魔界
猫ダニエルに小言を言われながらも、モモは思いを残したまま去っていった魂と残された人々との間に触れ合いの場を設けてあげる。悲しみにくれる残された人々は去って行った人々の人生の意味を知り、また自らの人生の意義を見つめ直し涙する。それを後ろでそっと見守るモモの目にも涙が光る。
人の命を奪い、そして天国へといざなう。嫌われてもしかたのない損な仕事。それでもモモはその仕事を着実にこなす。でも、彼女はただそれを機械的にこなすのではない。人生を終えようとしている人は皆、モモの優しさにふれ安堵しながら天に召される。天に召される人々は大丈夫。なぜなら、これから新しい世界が待っているから。問題は残された人々にあるとモモは思い、皆を気遣う。そんなこと本当なら死神の知ったことではない。でも、遅かれ早かれ残された人々ともモモはかかわることになる。この人たちの魂をいずれは迎えに来なければならない。だから彼女はすべての人々に幸せであってほしいと望み、満ち足りた心のまま天に召されてほしいと心から願う。これはそんなモモの愛の物語でもある。
死という一大事件がテーマの深刻な話。でも、これは全ての人に訪れる現実の話。誰でも愛する者に先立たれ、誰でも愛する者を残して先立たねばならない。それは動かしがたい真実。でも、モモのまわりには絶望とは程遠い柔らかいオーラが満ちている。去りゆく魂と残された人々にとっての明日へとつながる希望の光が満ちている。望みを捨てずに、愛を胸に抱いて、温かい涙を流しながらモモはおせっかいをやきつづける。けっして強制することなく、自分たちの力で答えを見つけられるように彼女は人々を導いてゆく。これからしばし生を謳歌していく人々が、今は亡き愛する人々の生きてきた意味と、自分の人生の意味をしっかりと見つけられるように。
これは、それ以上の話でもないし、それ以下の話でもない。でも、それだけで十分。生きることの意味。命の輝き。愛すべき死の天使モモが、かけがえの無いことを教えてくれる。これはそんな泣き虫な死神の宝物のような物語。
今回は、過去に出てきたキャラが結構出てくるんですが(数人は成長して)、何故クロエとミツミを選んだのか……
そんな人気があるようには思えないんだけどなぁー
クロエ出すならトイロ出して欲しかったって思うし、クロエ自体マコトとトイロの話に出してほしくなかった
セイゴとエコを出したのはよかった(特にセイゴ)
あと、いろいろな話に絡んできたんだし、大輝を出すべきだったと思う
最後に思ったのは、
しにがみのバラッドはこれで終わり?
あとがきには終わりとは書いてなかったけど、話は終わった感じがするんだよなー