さんまの名
探偵は面白いです。だけど難易度もかなり高いです。普通にやっていてはおそらくクリア不可です。どうしてもクリアできない人は買いましょう。買わないと無理です、多分。
1984年が初出、1987年にファミコン版でリリースされた、
ドラゴンクエストの堀井雄二が手掛けたADVゲームです。
もはや名作中の名作ですよね☆
『このゲームをプレイせずに、ADVゲームのファンであることを名乗ってはいけない作品』の、
最たるものだと思います。( ̄ー ̄)
PC版やMSX版など、いくつかバージョンがリリースされていますが、
演出・音楽・作画等、総合的にみて、このファミコン版が決定版だと思います。
携帯アプリ版が出た時、僕も喜んでプレイした口なんですが(EZWeb版)、
音楽がフルコーラスでないばかりか、使われていない曲もあり、
移植・リメイクと言うにはあまりにも原作の良さを殺してしまっている痛恨の出来でした。
『物語がよい』と言われていますけれども、
特筆すべきは、やはりファミコンのゲームにあって、SFでもファンタジーでも、お子様向けでもなく、
西村京太郎風のトラベルサスペンスのスタイルと地味なヒューマンドラマを地で行っていることです。
なので、当時小学5年生だった僕が40歳近くなった今でも、まったく見劣りしないシナリオです。
ただ、まあ、良くも悪くも西村京太郎風なので、
『警察の捜査としてはどうなの??』というところは多々ありますけどね。(^^)
このゲームのおかげで、僕も子供の頃にユースホステル運動に参加して、北海道に行って、
ニポポ人形買いました☆(^^)
幼少期にハマったゲームの1つである。
そのゲームの攻略法を、主人公・さんま
探偵の独自の視点から懇切丁寧に解説している。
独特の文脈から、読み物としても楽しめる1冊だと思う。