クイーン・トリビュート ~Stone Cold Crazy
ゴージャスなメンツを揃えたトリビュート盤に多くみられるプレイヤーが参加しており、がっかりさせられるようなことはないクオリティを保っていると思います。
特にお聴きいただきたいのが何といってもGLENN HUGHESの衰えない素晴らしい声と抑揚のある表現力が堪能できる“KILLER QUEEN”でしょう!!今更ながらやっぱり相当ウマいです。こうして色んな人が歌っていると目立つんですね。併せて、この曲では往年のHUGHES/THRALLでの相方、PAT THRALLのこれまた素晴らしいギターが聴けます。ウマい!相当なレベルのギタリストが参加している中でも光る!私はこの二人がこの曲をやっているということだけで発売後すぐに買ってしまいました。
あとはGEOFF TATEがかなり力が入ったヴォーカルを披露しているのが印象的。若い頃からその歌唱力、表現力はずば抜けていましたが、素晴らしいです。GLENNと二人で目立ち過ぎっていうところでしょうか。
トリビュートものとしてはいい部類に入る出来だと思います。
Great Divide
前作のトミーのソロにアリソン・クラウスが参加していたから、トミーがカントリー、ブルーグラスのアルバムを出した事に驚きはなかった。しかしここまで完璧なアルバムとは恐れ入りました!
アリソン・クラウスと言えばローバートプラントとのアルバムがグラミーとってる実力ミュージシャン、トミーとのハーモニーもグラミー級! この先トミーにはもっともっと活躍してもらいたいです!
ディズニーキャラクターズ やわらかガラガラメリーデラックス
息子が2ヶ月になった頃に購入しました。それまでは海外メーカーのぜんまい式のメリーを使っていましたが、3分ほどで止まってしまうため電池で動くこちらを選びました。
買った当初から息子の大のお気に入りで、動いていくキャラクターをずっと目で追って、時々「あー」「うー」とご機嫌で話しかけたりしています。なので、これを動かしながら家の仕事がしばらくできるので助かっています。
ただ、先日気付いたら、床にうさぎのキャラクターの耳についている花の飾りの一部がはがれて落ちていました。キャラクターひとつひとつは取り外して遊ぶこともできるので、最近いろんなものを口に持っていくようになった息子が遊んでいるときにはがれたら・・・と思うと怖かったです。
子供が遊ぶものなので、そのへんは十分に気をつけて作ってほしいです。
リジェネレイション
セルフ・リメイクと来ましたか。
若干アレンジは変更されているものの、「音」は驚くほどオリジナルに忠実です。
まさに名曲が蘇っています。
「あの曲がこんなになっちゃって・・・」のガッカリ感はありません。
変にアコースティックバージョンとかに走らないのも潔し。
選曲については「ベイブ」「ベスト・オブ・タイムス」といったデニス色の強いバラードは収録されていない
のはしょうがないとして、個人的には「ドント・レット・イット・エンド」は入れてほしかったかな。
ヘビメタ担当のJ.ヤング+ポップ・バラード担当のデニス・デ・ヤング、そして二人の中間を補うような
タイトなロック担当のトミー・ショウのまさに三位一体の攻撃がスティクスの魅力でした。
やはり「濃い部分」担当のデニス不在は、ちょっと物足りなさを感じてしまいますなぁ。
いずれにしてもこの1枚がオリジナル新譜へのステップとなるのは間違いなく、
ポップ色の強くなる「コーナーストーン」以前のアルバムから多く選曲されているのは、
今後のスティクスの方向性を示しているのかもしれません。
RETURN TO THE DARK SIDE OF THE MOON A TRIBUTE TO PINK FLOYD
ロック史上に燦然と輝く金字塔ともいえる大傑作、「狂気」のトリビュート・アルバムです。
John Wettonが歌い上げるUs and Them、Edgar WinterのSAXが響き渡るMoney等、随所に聴き所が
鏤められていますが、KING CRIMSON、YES等、かつてのライバル・バンドに所属していたメンバー
による演奏は原作に忠実なアレンジで好感が持てます。
参加アーティストは下記の通りです。
ビル・ブルッフォード(イエス、キング・クリムゾン、U.K. etc)、
エイドリアン・ブリュー(キング・クリムゾン)、
トニー・レビン(キング・クリムゾン)、
パット・マステロット(キング・クリムゾン)、
ジョン・ウェットン(キング・クリムゾン、ユーライア・ヒープ、U.K.、エイジア、etc)、
スティーブ・ハウ(イエス)、
リック・ウェイクマン(イエス)、
アラン・ホワイト(イエス)、
トニー・ケイ(イエス、バジャー)、
ピーター・バンクス(イエス)、
ジェフ・ダウンズ(バグルス、イエス、エイジア)、
グレイ・グリーン(ジェントルジャイアント)、
トミー・ショウ(スティクス)、
エドガー・ウインター(エドガー・ウィンター・グループ)、
スティーブ・ポーカロ(TOTO)、
ドゥワィジール・ザッパ(フランク・ザッパの息子)、
他