フジテレビが1974年から1997年まで放映していた『世界名作劇場』シリーズの全24作品のそれぞれのオープニング、エンディングテーマが収録されていて、聞きごたえがあります。どれも聴くと懐かしくなるナンバーばかりで、心があたたかくなります。 『アルプスの少女ハイジ』や『フランダースの犬』は実際にアルプスのヨーデルや、アントワープの子どもたちの合唱が入っていて、当初からのクオリティの高さを実感させられます。中には、「???」と首をかしげたくなるような歌もあって、もうちょっと歌手を選んだ方が・・・と言いたくなる作品もあったんですが・・・。個人的には『若草物語』『ロミオの青い空』がお気に入りです。
第三巻でポップル一家はついにアデレードに引っ越します。と言っても引っ越した先は家とは到底言えない小屋で、 ルーシーメイとケイトが寝ていた樽のほうが楽しそうだなぁ、と思いました。 でも、新しく登場したお隣さん、だんだん頭角を現してきたデイトン先生などがいい味を出していておもしろいです。 なんだか、デイトン先生、大好きです。また、ぺティウェルさんも相変わらずです。 また、ケイトとルーシーメイの漫才コンビと真面目な姉のクララが一緒にいるシーンが他の巻より多く、 なんだか絶妙なおもしろさです。 また、カンガルー、コアラに続きついにカモノハシが登場して、オーストラリアの動物シリーズはまだまだ続きます。 実際こんなに出会うものなのかわかりませんが、この動物シリーズ、嫌いじゃありません。 また、山羊が逃げ出したり、子を産んだりと忙しいです。まだまだリアルじゃありませんが、山羊の荒っぽい 気性がちょっと描写されていてうれしいです。私は山羊の爪を切っていて暴れられて角で頭突きされ、 死ぬかと思いました。 また、原住民(アボリジニーでしょうか?)のヘラクレスさんが登場します。結構簡単に仲良くなっていて、 ちょっと描写は単純な気がしますが、そんなにケチをつけたくなるような単純さではなく、まぁ、いいかな、と思います。 第三巻まで来ると、なんだかこの作品の地味なおもしろさにすっかりはまってきてしまいます。 新聞に連載中なのをもってきたという原作がイマイチで苦労した作品のようですが、 明るく仕上げてくれていて見ていて楽しいです。移民の歴史についてついつい調べてしまいました。 だんだんエンディングテーマが頭から離れなくなってきたら完璧です。
すぐ近くに本当にいそうな、日常感溢れる家族の描写がとても好きです。 5人兄弟の会話が子供らしくて楽しいし、 ルーシーの動物好きに伴って頻繁に登場する オーストラリア特有の動物たちがとてもかわいい。 人間の描写が表面的でありながらもリアリティに富んでいて、 感情がわかりやすくかつ共感が持てる、 子供よりは大人が見たほうが楽しめるんじゃないかなって感じの作品です。 ビデオで流しっぱなしにしてると なんだかホントにポップル一家が一緒にいるような錯覚さえ起こしてしまう、 あまり目立たないけどかなりの良作です。 もっと有名になって、たくさんの人に見て欲しい! 大好きな作品です。
ヒデ夕樹、本名平野英之、1998年没。待望のベスト盤。 本業がソウル歌手という事もあって、この人が唄ったアニメ・特撮ソングは数少ない。CDの収録時間を見ても(アニメ・特撮に関しては)ベスト、というよりむしろコンプリートといっていいかも知れない。 今回同時期にベスト盤が発売されたアニソン歌手の曲とは明らかに一線を画したこの人の曲は、暗さの中にも魂を揺さぶるものが多い。特に3曲目、6曲目あたりはこの人でなければ歌えないだろう。 (それにしても、「この木なんの木」まで収録されたのは驚きだが、その次のリミックス曲ははっきり言って余計。他の歌手なら星2つマイナスものだろう)
個人的なお目当ては、「コブラ」「かぼちゃワイン」「マクロス」のOP曲でした。
「コブラ」は、ルパン三世などの楽曲も手がけた大野雄二氏が作曲とアレンジを手がけており、渋くて雰囲気満点です。故前野曜子さんのVoも素晴らしいです。
「かぼちゃワイン」はシンプルな歌詞とつぼを押さえたメロディーが○
「マクロス」は故羽田健太郎氏の作編曲。藤原誠さんの太いVoや、ギターもチョー格好良いですよ!
地方に住んでいるため放送されていなかったアニメもありますが当時見ていたアニメの主題歌に興味がある方は、このサイトで曲目がチェックできるこのシリーズは安価で年代別なのでおススメめかもしれませんね。
|