男の子が女の子になって、ちょっとエッチな体験を・・・ というノリではありません、この作品は。 主人公があっさりと女になっちゃったことを受け入れてしまうのに象徴されるように、本題は「ちょっといびつな三角関係」です。
TS(性転換モノ)を期待すると裏切られるので注意。 不思議な青春モノとして見ると、男ひとりと女ふたりの三角関係は成立しないけれど、女三人では、もしかしたら? というありえないシチュエーションの青春ストーリーとわかるはずです。
本作は音楽ユニット「サウンドホライズン」のアルバムCD「Roman」を原作としたコミックです。
†あらすじ 生まれてくる前に死んでしまった子供。ひとりで淋しくないように双子の人形と共に埋葬されたその子の名はイヴェール。右手に紫(死)の姫君、左手に青(生)の姫君を傍らにイヴェールは自らが生まれて来るに至る物語(ロマン)を双子の姫君に探らせる…
生と死が繰り返され、そしてまた日が昇る。生まれてくる意味とは?死んでゆく意味とは?…そうして今を生きている意味とは…
†感想 漫画のドラマ化や小説の漫画化が苦手な自分なので、あまり期待していなかったのですが…原曲をこんな風に描写した桂さんは素晴らしいと思いました。原曲から聞いている人にとっては「あぁ、ここはこういう事だったのかと」また新しい発見があります。しかしこれはあくまでも桂さんの解釈によるもので、これが原曲そのものにぴったり当てはまるとは限らないと思います。かといってこれが答えだと言うものもないでしょう。 要は個人個人で自由に解釈していいのだと思います。この漫画はその中で原曲の意味を解釈するためのちょっとした想像力の手助けに成るのではないかと思います。
†その他 しかし、原曲を聞いたことがない人には少し分かりにくいのかな?と思いました。まずは原曲からきいて気に入ったらオススメします。 またサンホラファンであれば一度は目を通すべきだと思います。
日本コロムビア音源の名人たちの名演ばかりを集めた究極の「落語名演ガイド集」です。入門的な落語 から"この人ならこの演題・代表作”まで収録している、ガイド(道案内)、ベスト中のベスト、まさに落語バイブル! と言った感じです。解説書もアマゾンの商品説明には「ミニガイド」となっておりますが、48頁もある豪華別冊解説書です。日本コロンビア音源ですので、確かな音源・録音で、音質も問題なく(よくこういった全集では録音良くなく聞き取りにくいもの多いですが。ライブ感が素晴らしいです)、演目も落語では有名なものばかり、口演も大御所の師匠たちばかりで大変素晴らしいもので、至れり尽くせりの内容だと思います。価格的にもこの内容で16000円強の価格も納得です。落語をこれから本格的に聴こうと思われている方には、恰好の全集ですし、玄人の方も、やはり王道と申しましょうかまたこの全集に戻ってくるような、そんなバイブル的全集でございます。名盤中の名盤だと思います。
皆さんのレビューにあるように、男の子が女の子になっちゃった〜ってマンガです。
今更こうやって普通に書いてもどうしようもないので、ちょっと外れたところからこのマンガを見てみると、違う見方もあった!!ってことを書かせていただきます。ズバリ、
ツンデレ最高!! ってことですよ!!きっと、この本を持ってる人の6割程度はとまりファンのはず!!(いや、勝手な数値ですよ?)ツンデレって今時使うんですかね…?
ま、こんなとこです。ぜひ、この本を買って「とまりん最高!!」と叫んでください!!
2巻で登場したみやこだが思いのほか彼女の動き出しが早かった。
危うい状態でバランスが保たれているが、この巻は読んでいて非常にハラハラした。
それから、みやこのストレートさ・行動力と比べると、
たすく・ほのみの鈍感さや天然さにもどかしさを感じずにはいられなかった。
二人とも悪気はなく良い子なのだが読んでいてその部分に多少の苛立ちがあった。
基本的には二人のそういった部分は凄く好感が持てる・微笑ましく見れる、が、
この巻に関してだけは…肝心の場面でそれを発揮されるとなにか、例えば、
あぁ!そうじゃない!・違うんだ!気付け!というような口出しをしたくなってしまうような感じである。
楽しいが、この先どうなるんだ!という引きの巻であった。
次巻が出るのを首を長くして待ちます。
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