本書は、20前後の演習問題を民法と訴訟法という2つの視点で解説。
実体法と訴訟法の融合に成功した「良書」と感じました。
法科大学院や新司法試験対策に極めて有用です。
その理由は2つあります。
第1に、判例を極めて重視しているということです。
執筆者は学者に加え「司法研修所教官・裁判官」で構成されています。
どの解説も判例・条文を常に念頭してあります。
判例・条文という基本を重視される方には非常に相性が良いでしょう。
第2に、訴訟での攻防(要件事実)が意識されていることです。
解説は「要件」「効果」はもとより「抗弁」「再抗弁」などにも言及します。
実体法で1要件として暗記していた事項が、
民事訴訟法に照らして目前にうかびあがってくる迫力があります。
もっとも、初学者・純粋未修者の方には難易度が高いと思います。
民法・民事訴訟法の基本的論点などを押さえた中級者以上の方が
活用してはじめて「肉になり骨になる」と思います。
たしかに民事法1・2・3いずれも4000円台の高額な商品ですが、
現段階で民法と民事訴訟法の融合にこれ以上成功している本はみかけません。
民法―民事訴訟法の基本書をつなぐ強力なツールとなりそうです。
ブームに乗った実体法学者オンリーの某要件事実本より有益でしょう。
(民事法1・2・3レビュー同じ)
ジャケットの絵は由真です。
しかしながら由真がメインというわけではありません。
2話入っていますが始めの方は「るーこ」がメインの話です。
話の大部分は原作を元にしてますが若干違うところもあります。
当然といえば当然ですが中途半端で終わります。
るーこの魅力は……伝わるのでしょうか。
時間的にも難しい気がします。
2話目は今まで出てきたヒロインを集めて適当な話を作ってます。
つまりこのみ、環、愛佳、由真、花梨、るーこで
ほぼ均等割りみたいな感じです。
この回で完結ですがあんまり面白い話ではなさそうです。
今後につながる話でもなそうですし……。
というわけでアニメの方は不満が残りそうです。
特に原作が好きな人にとってはかなり苦痛ではないでしょうか。
というわけでかなり甘いですが星3つとさせていただきます。
涙をふいて 三好鉄生を探していたらありました。他にも小林麻美 雨音はショパンの調べが、よかったです。
アメリカンポップを歌わせたら彼女の右に出るものはいない。
僕の持っているのはボーナストラック無しの旧盤だが、林哲司が楽曲を提供しているコンティニューは、懐かしい大学生時代を思い浮かばせてくれる名曲だ。
穏やかな優しい気持ちになりたいときに聞いて貰いたい1枚だ。
受験の神様は中学生、という現実離れした設定で、どこかオカルト的なキャラで
女王の教室のマヤをイメージしているのかなと。なので、荒唐無稽なストーリーかと
思いきや、意外なほどに真面目な作りで随所に大切なメッセージを織り込んでいるよう
に感じました。受験を経験しない人はいない時代ですが、そうしたものを少し考える機
会となりました。
配役も子役のメイン3人は、持ち味が異なり上手くマッチするように選んだな〜と
感心しました。特に広君は、一生懸命熱演しているのが伝わってくる子役で、好感が
持て、受験勉強を応援したくなりました。大人たちもコミカルなセリフを上手くこなし
たり、暖かみがあったりと、皆が安心して見れました。
唯一残念だったのが、前半の神様が、勇(山口達也)に真実を見抜かれると「バカ
みたい」とか「踏み台は踏み台」などと言い返し、その後の展開を難解にしすぎてい
る気がしました、中盤からの神様の変化にイマイチ納得がいかなくなってしまいました。
でも、何となく見てしまう不思議な魅力のあるドラマでした。特典で一話と最終回が
スタッフのコメント?座談会?の声つきで見られるのがおもしろかったです。興味を持
った人は買いましょう。
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