画像が荒くても、音が悪くても、少なくとも”shine a light”よりかはずっといい
キースが今よりずっとまじめに弾いているし、コーラスも一生懸命やってる!
ミックも、こんなにうまかったっけ?、と思えるほど声が出てます。
学園祭のような規模だし、何のギミックもないのに全体のパワーが圧倒的です。
やっぱり世界一と言われるだけある、いいR&Rバンドだったんだなーと思わせてくれます。
これを見てしまうと今の姿が寂しいー 諸行無常です
パンクやニューウェーブに押され、過去の遺物扱いされていた時期ですが、逆にスピード感のあるパワフルなパフォーマンスで、「おまえらにゃマネできないだろうが」という意地もあったのかもしれません。レイドバック志向の強かった「Ladies & Gentlemen」の頃より、かえって若々しさを感じます。どっちもかっこいいけどね。
1983年、ロイヤルアルバートホールにて、ロニーレイン(元スモールフェイセス)が多発性硬化症という難病で、自分はもちろんのこと、同じ病気で悩む人々のためにチャリティーを呼びかけたところ、大勢の有名ミュージシャンが集まったコンサートです。中心はクラプトンで、スティービーウィンウッド、ジェフベック、ジミーペイジなどが参加。バックミュージシャンとして、ストーンズのチャーリーワッツ、ビルワイマン、アンディーフレイザーロー、ライ・クーパーなど豪華メンバーです。クラプトンはもちろんですが、ジェフベックの演奏がすばらしい。ダブルネックで演奏するジミーペイジは、ちょっとナイーブな感じ。「天国の階段」(ボーカルなし)は見逃せません。ドラムがサイモンフィリップス、フェルナンドサンドラーです。また、フィナーレが近づくと、3代ギタリストが、楽しそうに順番にリードを取り競演する「タルサタイム」「レイラ」もいいですね。笑顔かそれとも涙か?そんなフィナーレです。
50周年を迎えた・・・と 謳い文句は踊るけれど、 その内容は、 60年代から70年代の黄金時代を軸にした 50年を総括するなどとはほど遠い 乱暴な作りのドキュメント。 でもそういうところが ストーンズらしくっていいと思う。 80、90年代はなかったことにして!的な。
内容はまさしくロックンロール。 メンバーからほとばしっている色々なもの、 エネルギーとか妖しさとか、才能とか色気とか、 そういうのが伝わってきてスゴイ。
演奏シーンは色々なシーンの寄せ集め。 荒い映像も多いが、勢いや迫力はビンビン伝わってくる。 「Tell Me」などのメイキングシーンには感動。
またファンの乱痴気騒ぎっぷりは圧巻。 演奏も聴かずに叫びまくる女性たち。 興奮しすぎて失禁、失神。 ステージに上がってはメンバーに抱きつく。 などなど、おおよそ今では考えられない狂乱ぷり。 ビートルアしかり、この時代の良さ(?)が見える。
元気でいたずら者のブライアンに会えるのも嬉しい。 ハーモニカを吹く姿、 コーラスで叫ぶ姿、 タンバリン片手にノル姿 何をしていてもカッコいい。 カッコ悪くても不思議な魅力、味がある。
正直50年の歴史をたどる作品ではないが、 ストーンズが、もっともストーンズらしかった頃を 思いっきり堪能できる娯楽作になっている。 ここまで来たんだから、 細かいことをグダグダ言わずに ただ、ストーンズを楽しみたい。
5万字の日本語解説は 読み応えもあり、なかなかいい感じ。 Tシャツは正直なところ着ないだろうな。 もったいなくって。
ミックの変なダンスは完成されていて、やたらギターを弾いています。
ギター持ったまま変な動きをしています。
キースも弾きまくっています。えらいかっこいいです。
キースのう○こ座りは有名ですがこの映像ではミックのう○こ座りを見る事ができる!これだけで買う価値あり。
『シャイン・ア・ライト』がいまだにマイベストですがこれは間違いなく買いだと思います。
『レディース・アンド・ジェントルメン』より好きだ。
それはつまり『サム・ガールズ』の曲が好きってことなんだろうけど。
おすすめです。
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