プレゼントでもらったCDですが、Summertime、Piece Of My Heartの歌いだしのところで鳥肌立ちました・・・。
Janis Joplinのことは以前から知っていましたが、ベスト盤でなく、こちらのCDを先に聴けてよかったです。
彼女が若くして燃え尽きた理由が分かるような気がします。
インタビューでの会話の内容は字幕で出ますが、歌っている時の歌詞の字幕が入っていないのが残念。
せっかくだから英語の歌詞と日本語の訳詞両方を字幕表示できるくらいにしてほしかった。
VHSから買い直ししました。その歌唱の素晴らしさは今更言うに及ばないが、酒、薬に溺れていきボロボロになっていく彼女は実に痛々しい。歌っている時だけが自分自身を感じている幸せな時間だったのでしょう。それ以外は自己嫌悪というか世間からの冷たい視線、欺瞞なお世辞からの逃避を続けていくだけの時間だったのでしょうね。TVインタビューの場面を観ても皆面白半分な質問ばかりですよねぇ。ジャニスも退屈そうに答えていますね。もっと音楽の事を訊いてあげれば良いのになぁ・・・。
自伝も読みましたが、型破りな私生活には驚きました。当時Rock界(今も?)では常識というか当たり前の事なのでしょうが、自分に置き換えると絶えられない時代ですね。マリファナ1本だって嫌ですね。彼女の作り上げた「作品」は素晴らしいが、その土台となった暮らしは悲惨なものだった。それを興味本位で覗いてしまう我々もいけないのだが・・・。1970年、亡くなる3ヶ月前のトロント公演で声を振り絞って歌うその姿を観ると、こちらまでも身を捩りたくなってくる。ジャニスが逝った1970年10月4日は私の14歳の誕生日でした・・・・。何とまぁ奇遇な・・忘れられないに決まってる。
映画「ウッドストック」では見れない貴重映像満載。
TVで見るならマルチスクリーンよりこちらの映像の方が良いです。
LDで3作共買い、DVDも買おうと思っていたら廃盤になっていました。
この3作が1枚のDVDになり安価になったのを知り予約購入。
本日届き、早速見ましたがドキュメント物にまさかの日本語字幕無し。
演奏部分重視だからまだ良いが国内盤を買う価値は無い。
情熱をすべて捧げる女性。それがすごく魅力的に描かれています。何かクリエイティブな仕事についている方(それも必死に)人生を何かにかけてしまっちゃった方などいらっしゃったらホントにおすすめ。私はローズのような生き方がしたいと思います。最後は前にたおれて現場で死ねるような。(なーんてカッコよすぎかな?)(でも本当)
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