すごく遅くなりましたが、楽しくプレイしました。また迅速な配達だったので非常に助かりました。また、機会がありましたらよろしくお願いします。
前作、罪滅し編からやっと皆殺し編が出ました。
大ボリュームの内容にほぼ満足です。
ただ、町会役員を説き伏せるシーンが大好きなのですがPCゲーム版の音楽と
曲を変えているので、盛り上がりのシーンがイマイチ足りない気がしました。
また声付きはアニメから入ったので、赤坂の声が違うのが辛いところです。
小此木に関しては彼の名前が出てくるまでにドラマCDを聴いておりますので
気にはならなかったのですが。
その違いで☆一つ個人的に引かせて頂きました。
自分はひぐらしの原作もやりましたし、アニメも見ました。 そのうえで、この皆殺し編は、漫画版が一番良いと思います。
絵を書いている桃山ひなせさん、この人のキャラクター1人1人の顔の描写が素晴らしいと思います。
沙都子の件が一件落着し、正念場の綿流し祭以降の謎の事件に突入します。 ここから梨花が必死に打開策を見つけだそうとするわけですが・・・読んでるこっちも必死になってしまう梨花の困惑している表情、表現が凄いです。
もう皆殺し編もファイナルに突入していくでしょう。 感動と悲しみをお願いしますよ、桃山先生。
いよいよ皆殺し編スタートです。梨花が今まで経験した世界から3つのルールが明らかに
されます。100年もこの世界を繰り返し続け精神的にぼろぼろになってしまい運命に抗うこ
とを諦めかけていた梨花、ところが簡単に運命を変えた圭一に希望を見出す。ご存知かと思
いますが、鬼隠し編〜罪滅し編の内容を把握していないと皆殺し編の話についていけない
のでくれぐれもご注意ください。
前編は希望に満ちあふれているが、さて、そこはひぐらし。
楽しい綿流しが終わり、羽入もご満悦だったが、ここからが本領発揮。
黒幕がいよいよ動き出す。
いつもの如く富竹の死。鷹野の死。
だがここでようやくこの二人の死の謎のからくりがようやく分かる。
そして梨花の死に向かって、雛見沢の壊滅に向かってカウントダウンが始まるのだ。
前半から一転して全ての謎が暴かれるわけだが、もう聞いていてどん底に突き落とされる事は必至だろう。
原作で悔し涙を流した人も多いだろう。
悲しみの涙を流した人も多いだろう。
部活メンバーの最期だ。
悲しすぎる。
悔しすぎる。
梨花は今までとは違って、希望を持って全てを信じて頑張ってきた。
それなのにやはり駄目なのか?
否、そうではない。
祭囃し編へ続くための溜の一歩だ。
だがやはり悲しいのだ。
鷹野の最後の言葉が胸を抉り、胸に風穴を開けてくれる。
「おのれ、鷹野!」となるだろうが、祭囃し編で鼻をあかしてくれるだろう。
胸に開いた穴も塞いでくれるはずだ。
今回はまだ勝てないが、「負けて勝つ」という言葉がある。
生死の面、薄汚い陰謀の面では負けたが、勝負にはまだまだ負けていない。
むしろ勝っている。
それはこのCDを聞いて確かめて欲しい。
部活メンバーは負けて勝っている!
羽入だって遂に始動だ!
祭囃し編が非常に楽しみである。
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