腹芸 商品

腹芸 ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)

作者のゲームに対する思いがつづられた本。とりあげられているのは、ファミコンやMSXといった往年のゲームから、PS2など比較的最近のゲームもあり、かなり幅広いラインナップになっている。どのゲームについても、ベタほめもしなければ、ボロクソに酷評してもいないので、その点は読みやすかった。文章のところどころに独りツッコミが入るのが、ちょっと難点。なくても面白いのに。あと参考資料(?)のゲーム画面写真が見えにくかった。しかしながら、ときメモのガールズサイド(!)をプレイした感想だけでも充分に読む価値はあると思う。ファミコン世代の男の人だけでなく、若い女の子にもオススメの本です。 ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫) 関連情報

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本書は、独特のHARAGEI PERSPECTIVEから「日本文化コミュニケーション論」「日本での人間関係」「親分の人望」「リーダーとしてのHARAの据え方」を素晴らしい英語で紹介した松本先生股肱の大業績であるばかりか、空前絶後の日本文化コミュニケーション論の名著である。英米人で日本語のCOMMUNICATIONに強くなりたい、あるいは日本人でもっと英語で日本の文化や、独特の人間関係を英語で説明して外人とのCOMMUNICATIONを円滑にしたいと思っている学習者必読の書である。例えば「清濁併せてのむ」を先生は見事に「The readiness to swallow the pure and the impure、、、」と正鵠を得た訳し方をされていて、「燻し銀」の英語道のMASTERでないとここまでさっらと訳せるものではありません。これは一例でそのほかにも勉強になる表現の宝庫がこの本にあります。「英語で観光通訳の資格試験」を目指す方も、この本を読んだら合格の確率はグーンと上がっていくのは間違えなしです。これは復刊のREQUESTがあっても当然といえる名著であります。 腹芸 関連情報

腹芸 ―明治めちゃくちゃ物語―勝海舟の腹芸(新潮新書)

傑作「幕末バトルロワイヤル」シリーズの後継。天保の改革からはじまったシリーズ、いよいよ明治編に突入!みなもと太郎の大大傑作「風雲児たち〜幕末編〜」も是非!!このシリーズが好きな人、必読です。 ―明治めちゃくちゃ物語―勝海舟の腹芸(新潮新書) 関連情報

腹芸 明治めちゃくちゃ物語 勝海舟の腹芸 (新潮新書)

幕末編の続きであることも知らずに本書を手にとったが、一気に読めた。幕末編を先に読んでおくのが望ましいのだろうけれども、読んでいなくても苦にはならない。戊辰戦争の事実上の始まりである慶応4年暮の薩摩藩邸焼討・品川沖海戦からその終結である五稜郭陥落まで、わずか2年足らずの期間にこんなに多くの事が起きたことにびっくりする。それを多数の文献を読みこんでいる著者が、週刊誌の連載らしく一話をまとまりのある切りのよい長さに整理し、合計46話で、旧幕府側・新政府側の要人、そして戦乱に埋没した無名の人に次々にスポットを当てながら、明治新政府草創期の様々な混乱を描き尽くす。旧幕府側で寝返る勢力があったことが新政府側の勝利に結びついたという単純な図式でしか捉えていなかった鳥羽伏見の戦い一つとっても、多くのドラマがあった。戊辰戦争全体を通じて新政府側が最新の兵器で武装していたことが勝因だったとわかるが、ではそのための費用をどうやって捻出したか。それは本書を読んでのお楽しみ。新政府が攘夷から和親にスイッチした転換点となる事件が神戸で起こったとは、神戸出身の私でも知らなかった。こういったことは学校の日本史できちんと採り上げるべきだろう。一つだけ難点がある。それは本書のタイトル。勝海舟は登場人物の1人に過ぎない。 明治めちゃくちゃ物語 勝海舟の腹芸 (新潮新書) 関連情報




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