タイトルはワールド・エンドですが、内容はデッドマンズ・チェスト+ワールド・エンドです。
ゲームの難易度としては、普段あまりアクションをやらないので判断しにくいのですが、最後のステージでかなり手こずります。1対1の対決もまともに戦ったらあっさり負けるし・・・。
このゲームの目玉でジャッカニズムというものがあります。画面上に表示されるボタンを押すだけでジャックがいろんな技を繰り出すというものなのですが、間違った時点で即終了というのもなかなか厳しいですね。
ミニゲームに
ポーカー、ライアーズダイスがありますが、思ったときにすぐ遊べないし、遊ぶのに金が必要というのも・・・。また読み込み時間が少しかかります。
ただ、このゲームの面白いところはデイビー・ジョーンズやベケット卿など、ありとあらゆるキャラクターの中から自分の好きなキャラクターを使って操作できるようになると言うことです。(動きはジャックやエリザベスのまんまですけどね!)当然、最初から全部使えるわけではないですが。
達成度100%を目指すには最低でも2周しなければならないでしょう。やり込み要素はうんとあります。
デッドマンズ・チェストに続く完結編ということで、一応見てみました。
今回の見所は迫力ある戦闘シーンと「自由」という言葉が誰よりも似合うジャックが何人もの自分自身と対話するシーンですかね。
大切なものを守るため、束縛された自由を選ぶのか。
めずらしく人間らしい感情を露わにする
ジョニー・デップの演技が印象に残りました。
だけど、それだけです。
主人公が誰だかわからなくなってしまいました。
主要メンバー3人の勢力図がここにきてガラリと変わってしまった。
どんなにまわりのキャラクターが濃くても軸となる主人公がいなければ、観客は混乱してしまいます。
それがよけいにストーリーをわかりにくくさせてしまったように感じました。
おまけに貿易利益を独占しようとする東インド会社が絡んでくることによって、物語は現実味を帯び、
1作目にあったファンタジーが海の泡となって消えてしまいました。
人間模様も泥沼のようになってしまって、1作目を見終わったときのような感動はありませんでした。
1作目だけで終わっておけば、ジャック・スパロウは永遠の海賊として、この映画は名作として、心に残ったかもしれないのに。
残念です。
ジャック・スパロー(
ジョニー・デップ)はもちろんのこと、ウイリアム・ターナー・ジュニア(
オーランド・ブルーム)とエリザベス・スワン(
キーラ・ナイトレイ)が出演する三部作のサントラ盤と未使用別テイク集とDVD の計5枚組みの最強サントラ集!
価格的にもリーズナブルで、サントラ3枚分の価格に、別テイク集とDVD が、おまけで付いてきたような感じ。別テイク集も、おなじみの曲が超かっこいいバージョンで登場したり、DVDの座談会編も、前にも増して、このパイレーツ・オブ・カビリアンのサントラ盤が好きになること請け合い。
パイレーツ・オブ・カビリアン・ファン必須アイテムです!!!