本作もたくさんの良質な写真と、詳細なテキストで廃線となった鉄道を紹介しています。
本のサイズがB5版であるため、大きい写真には余裕と迫力があります。
1物件あたり、2〜4ページを割いて記載しており、
国土地理院25000分の1地図を元に鉄道が走っていたルートや、
見所などの場所も記載されているので探索や
調査をする際にも便利です。
軽便鉄道、森林鉄道や鉱山軌道といった一般的でない鉄道に関しても情報が多く出ていて、
中には山奥に取り残された森林鉄道の機関車廃車輌など
資料性の高い貴重な記事もありました。
執筆者は廃道探索の第一人者ヨッキれん氏や、本誌「ワンダーJAPAN」上で活躍する廃墟系のライター、
ネコ・パブリッシング「トワイライトゾ〜ンMANUAL」常連の竹内氏などが執筆・撮影をしています。
廃線の書籍は多く出ていますが、本シリーズに関しては、
現在の状態を知る上で、良質で貴重な存在だと思います。
今後も
調査を続けてくれることを期待しています。
クラッシックも
ジャズもポップスもどんと来い!
音楽が好きなら必読の書であり小難しい事はごめんだ、という人にも楽しめる内容だと思います。唯一の欠点は高いことですが、この内容なら文句は言えますまい。
高校時代HR・HMブームが起こり、当時ACT
ION!の大FANであった私はそれに関するGoodsの全てを買い、そしてROCK雑誌やイベント等で、他のBANDを知る事もできた。・・・それから日は流れ、解散するBANDがあり、あのブームは遠い思い出の中だけに存在しているかのようだった。
・・でも違う!HRSの告知の格好良いデザイン・ポスターに心を動かされ、そこに列挙されたミュージシャンの名を見て、20年以上経っても高校生の頃と同じときめきを感じてる自分が居る。
CITTA'で高橋ヨシロウが「ACT
ION!100,000VOLT」を歌う。MARINOの演奏で。この曲ができてから25年経つらしい。
アクショーン!何度LIVE HOUSEであの振り付けをした事だろう?
「HONEY DRIPPER」も歌う。会場に集う心は“少年少女”の大人である客人達が、STAGEの振り付けを真似て、踊り、歌う。
あの夏の日の感動が蘇るLIVE CDが昨年12月に発売された。
歌詞カードには出演メンバーの写真もあるし、小野正利さんの声もいいな、ARINOの「IMPACT」も初めて音源が手入ったな等色々思いつつ・・・。
BANDも現役だ。思い出の中の人達ではない―
いつまでも若い日のように気持ちが熱くなれる、そんなCDを聴ける“現在”が嬉しい。