まず真魂斗羅をプレイせず、SFCコントラ→ネオコントラとプレイした視点の者として書かせて頂いております。
2DのゲームがPS2になり3D化したとなると、大抵はいい噂は聞きません。
美麗化をキャッチコピーとしたムービーを導入したことで大幅にゲームのテンポが悪くなってしまったり、
ビジュアル面等を重視する余り、本義のそれ(ゲーム全体の楽しさ)を上回ってしまい、本末転倒となっている、
等の理由が上げられるからです。
ただ、このネオコントラに限っては、そんなことは全くありませんでした。
テンポをウリにしているゲームなだけあり、説明書無しで速攻コントラの世界にのめりこみます。
チュートリアルもきちんとついていますが、本編をプレイして一回死ねばいいので必要ありません。
まるでグラディウスV並のテンポの良さです。
このゲームは、屈強な漢達が、大真面目に、ド派手に馬鹿をやらかすという
B級テイストの混じった、非常に爽快感のあるゲームです。しかも笑えます。(ただ、決してギャグが本義ではありません!!本当の楽しみは、爽快感と、やりこみが楽しいのです)
最近の、現実とゲームの境界線を曖昧にしてしまうような、ナヨナヨしたゲームよりも、ずっとマシですね。
ただ、細かな部分で、気になるところはありました。
ゲーム中は
タイトル画面に戻れない、キャラ選択は一度したら変えれない、四天王の中の女の存在が…イマイチむさ苦しい漢達の中で唯一浮いた存在となっている、などでしょうか。
なので、☆4つとさせて頂きますが、ホントこのゲームは損をさせません。とりあえず、やらねばわからないものであると思います。