90年代末期に登場した児童漫画で、アニメ化もされた人気作。
2000年に入り、人気も落ちてきて打ち切りという形で連載終了となりました。
本作の描き下ろし作品「12年後の
花さか天使テンテンくん」は実際に「12年」の月日が流れてから
執筆されたもので、主人公のヒデユキほかのメンバーも12歳年をとっています。
内容については、最終回後に本当のサイダネを見つけた二人についてが
メインとなっていますが、驚くべきは12年も経っているのに
全然画風が変化しておらず、直前に収録されている最終回から
自然と読むことができるというところです。
最終回についてのエピソードも作者自身が触れており
「本当の才能が小説家」と閃いたものの、それではテンテンとヒデユキが不幸になって終わってしまうのではないか
と考え、サイダネは結局明かされないものの、二人にとってのハッピーエンドがあの形であるとしていました。
今回の真の最終回はそれを踏まえて、ヒデユキはサイダネを見つけたが
まだ「才能」は見つけていないというオチになっています。
果たして、本当の彼の才能とは?
24年後のテンテンくんで会いましょう(笑)