本書はバイオメカニクス編とトレーニング編から成っています。バイオメカニクス編は本の題名とおり、格闘技を力学的な視点から分析、解説したものでとても興味深いものでした。しかし半分以上私の知っている内容でした。トレーニング編は力学とはあまり関係ないものです。全体的に言葉が難解で読みづらい文章だと思いました

谷本道哉先生、石井直方先生の本の特色は、難しい内容をとてもわかりやすく書いていることです。
今回も、筋力トレーニング・筋肉・栄養学などトレーングに関する内容について、クイズ形式でまとめられています。
はじめてトレーニング関連のを読まれる方はとても興味をもって読み進められると思います。
他のまるわかり大辞典を読まれた方にとっては重複していると思う内容もありますが、
「ジェームスボンド役を演じたハリウッド俳優で、ボディビルコンテストに出たのは誰？」とか、
「筋力トレーニング好きで知られ、自身の肉体の写真集まで出した日本の文豪は誰？」など、
面白ネタも掲載されているので、とても楽しんで読むことが出来ます。
その他、読者等から寄せられた質問に対して（サイドレイズの効かせ方、スロトレに関する内容他）、
複数ページにまたがり丁寧に、しかも深い所まで答えていたりと、とてもわかり易い。
おすすめの本です。

トレーニング自体は、とても簡単なのに、体に効いているのがよくわかります。
10分くらいで終わるので、めずらしく長続きできています。
だいたい１ヶ月くらいやっていますが、冷え性が改善され、まわりの人からも「姿勢がよくなった」と言われました。今後もしばらく続けたいと思います〜♪