メジャーとの契約を離れ、ブルースカイでマディ・ウォーターズと一緒にアルバムを作った後に迎えた80年代。
「俺はブルースをやるんだ!」と吹っ切れた感じがします。「ロックンロール・フー・チー・クー」なんて2度とやりません。
ベースのジョン・
パリス、ドラムのトム・コンプトンとのトリオによるサウンドも、シンプルながら重厚。音が、ひとつの大きな火の玉のように迫ってきます。バンド単位でみると、レイ・ヴォーン・バンドよりも数段上ではないでしょうか。
バンド間の遣り取りも映像で観てると非常に面白いです。
国内盤は、歌詞/MC/インタヴューの全てを聴き取った
英語字幕と日本語字幕が入っています。前作『70年代ベスト・ライヴ!』からの改良点として、最初のメインメニューで
英語/日本語/字幕無しの切り替え→再生が出来るようになりました。字幕消して観たい、という時にいちいち字幕選択画面に移る必要がなくなりました。
「歌詞なんてネットで調べればいいじゃん」という方、間違いです。ライヴ演奏なのでジョニーはかなりアレンジしています。
英語字幕で確認してみてください。
「インタヴューなんて分からなくてもいい」という方、残念です。長いインタヴューで結構いいこと話していますよ、ジョニー。ご存じの通り彼の
英語は訛りがあって、しかもボソボソと喋るので聴き取るのがなかなか難しいです。
英語字幕で確認、日本語字幕で理解した方が楽しめますよ。
という訳で、国内盤を是非とも買ってください。