巷で人気のある森博嗣の入門として手に取ってみました。 文章そのものは拒否反応を示すこともなく、比較的読みやすかったです。
多くの短篇集が、その作家やジャンルの一見さんへの入門という意図を色濃くしている気がします。 しかし読後に知ったのですが、シリーズものがいくつか収録されているようで、すべてが一見さん向けではないのですね。 それぞれ最低限の説明はされているので、まったくの初めてでも問題なく読めるのですが、どことなく『置いていかれている』という感覚がありました。
やはり本当の魅力は長編にあるのでしょうか。 長編を読んでみたいという気持ちにはなりましたが、この作品単独での評価は『可もなく不可もなく』といった感じです。
いつ出るのか楽しみにしていたSouliveのライブDVDだっただけに期待を込めていたんですが。 最初の内は分割やエフェクトなど余計な画像処理でなんだかすごい見にくいです。サウンドもなんだか貧弱で他のDVDと比べると正直少し落ちます。私もブルーノート東京で何度か彼らのライブを見たけどその時の迫力があんまり伝わってこない感じ… まあ会場も狭いクラブみたいなとこなのでホールなんかでやってる奴と比べるのもあれですね。 まあインタビューとかそういうのがあるんでファンは買っとくべきだと思います。個人的にはインタビュー中にチラッと写ったUncle Juniorのライブ映像、完全に納めて欲しかったです。 好きなんで星四つ!!
音自体は古いはファンキーでノリがよい。BGMとしてはいいかも。
野菜の名前からではなくて、Let Us!(俺らに演らせろ!)という意味でつけられたバンド。
ファンクネスは120%と20%増しのガチの音です。
SouliveのEric Krasno(gt)らによる正統派のジャム・バンド。
SouliveやMaceo Parckerが好きな人には堪らない作品となるはず!
#1,#6にJB'sのFred Weslely(tb)、#4,#6にはJohn Scofield(gt)と人気の奏者も参加しています。
ハモンドオルガンの音が響けば脳内から一気に気持ち良さが流れてきますね。#5のヴォーカルナンバーもかっこよくてお気に入り。
Harbie Hancockの#10のカバーも冒頭のキーボードの音がよく効いていていいね。
彼らのサウンドの開放感が将に宇宙規模に広がる!
森ファンとしては買わずにいられないと思いましたが、ちょっとガッカリしました。 短編集なので深みはないのは仕方ないのですが、前半の「刀之津診療所の怪」等作品はなかなかよかったのですが、後半のショート&ショートはさすがに意味不明。相当頭の切れる方にはオススメかもしれませんが、僕には読みこなせませんでした。 ちなみに、新書より新作が1編増えて、このご時世に610円は決して高くないと思います。
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