シリーズ３作目の本作品。
１作目の大ヒットの後　続編では子供や動物という新要素の追加されました。
どう考えても　マンネリになりそうですが　製作陣の努力はあったようです。

撮影法としては　前２作と同じ　屋内の固定カメラの映像で　怪異現象を描いていきます。
扇風機を改造した　首振りカメラが加わりましたが　スタッフの苦悩を感じます。

展開としては　前２作と同じ　幽霊＋怪異現象で　話が進んでいきます。
直接幽霊が映ることはなく　物を使って間接的に表現するのは　変わっていません。
目新しい表現も少なく　マンネリ感はいなめません…終盤までは。

ラストの部分で　話が一気に動きます。
ネタばれしたら面白くないので　伏せますが　ラスト５分位は眠気がとびました。
前作までを観た人は　観てもよいと思いますが　購入はご自身の判断でお願いします。

低予算であることや撮影日数が短いことは作品の背景でしかない。作品そのものの評価には何らプラスマイナスしない。

そういうスタンスで見れば大したことのない映画。
遊園地の座って映像を眺めるアトラクション並みに当たり障りのない映像の羅列でしかない。

ブレアウィッチ同様、撮影アイデアと、その低予算さなど内容以外を誉めるにとどまる作品。