いうなれば、私は、「びんちょうタン」「都道府県」から擬人化萌にハマり、購入した。
擬人化することで、外交的・文化的な国家国民の関係の変遷がわかりやすく描かれていた。
しかし、良くも悪くも、ただシンプルにしたことで、内容と構成が比較的すっきりしたために分かりやすくなっただけ、とも思えた。
ただ、この「あふがにすタン」「めりけん」など、擬人化のコンセプトに魅力を感じ購入しようとしたならば、とてもいい買い物だと思う。
内容なハードルは高くないし、中東情勢にも興味が湧き、あなたの本棚に積まれている本のように読み切れないことは絶対にない。 読み終わったときには、なんだか癒されている作品でもある。
アフッ。
▼擬人化萌の人で、
もやしもんなどの少しアカデミックな漫画が好きな人にオススメ!
「あふがにすタン」の続編(?)となる2作目の「国際情勢風刺萌え漫画」です。
内容が内容なので「うわー、可愛い!」というだけでは片付かないのですが、
作者さんの、きっちり漫画の要素として様々な事象を風刺しようとする姿勢が伺えます。
これ1冊をもって「中東情勢に詳しくなった」といえるようなものではないですが、
そうした国際情勢に興味をもつきっかけとしては
アリかもしれません。
このままどんどんシリーズを続けていってほしいです。
おまけになっている「グラップラー(核闘家)ぱき」のヤバさはなかなか……