ショパンの有名な曲が入ってます。 初心者でも楽しめると思います。
ショパンの、決定版はないと思います。 しかし、これまでの録音では、やはりこれが一番良いと思います。 比較したCDは、ホロビッツ、ルービンシュタイン、ポリー二。これ以外の演奏家は、この曲では聴いていませんが、ほかのショパンの曲で、必要なしと判断しました。 もっと良い演奏が出てくることを望んでやみません。ショパンは、とても難しいのだろうと思います。未だに満足できる演奏がない。その中では、秀逸です。
音楽好きでもなければピアノも理解できてない! それだけは断言しとく
余りにも美しい音の洪水である!
色彩と陰影の織り成す、アシュケナージの真骨頂と言える演奏です。ワイセンベルクほどのキレはないと思いますが、ひとつひとつの音が微妙に絡み合って心に染み入ってくる感覚は最上のものです。
【最新盤2008発売】 旧盤ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番&第9番(2003)に、 プレミアムがついていますので気をつけましょう。選ぶのはこちらです。
【レビューも引っ越ししないと】 素晴らしいレビューがついているのは、2003年盤です。本盤では私が初めのレビュアー ですが、旧盤に”ニゴチュウ様”の素晴らしいレビューがあります。同感し多くを学びました。
−−全部で3名のレビューの方の、内容を踏まえ、 自分なりの聴き方を付加しておこうと思います。
【付け加えの理由】 次の二つの点について思うこと、聞こえてくること、考えることがありますので。もしそれが 本CDを聴く上での参考になれば幸いだと考えたからです。
1.演奏法の変化について。 録音:1973、74年です。パールマン28才、アシュケナージ36才です。演奏は年齢じゃないよ とは思うものの、今や時代と次代を担っている二人の若き日の金字塔です。金字塔とまで 言うのは、まさにこの録音時期と関係します。 20世紀の初めの3/4の演奏はロマン派的な演奏が残っていた時期だと考えます。 (このような旨、”ニゴチュウ様”も仰っていますね)。私の言葉で更に続けると… 「ヴィオルトーゾ的な名人芸や、情緒・精神性・格調…うんざりするような重荷を 背負わされてしまった演奏」 私はパールマンもアシュケナージもそんなかび臭いクラシックにうんざりした若者 ではなかったかと想像します。
二人がしたかった事は、「ただベートーヴェンのソナタと向き合いたかったのだ」 彼らより20年前にバッハと正面から向き合ったグールドのように。
2.「春」3楽章冒頭、休符の入った絶妙な掛け合い。ここの演奏は野原を渡る風。
巨匠達のわざとはずして歌うような(枯淡の境地なのでしょう)事はまったくありません。 (↑若いのにこういう弾き方をマネする人もいますね。とんだ誤解演奏)
技量に走ったりせず、奇矯に走ったりせず、この二人にとっての「春」を作り上げています。爽やか系。 springだ。ベートーヴェンの心の中で「春」はこのような演奏だった可能性もあると思います。 20世紀の最後の四半世紀冒頭にこの演奏が出たのは偶然にしてはできすぎている歴史ですね。
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