30年以上前に買ったアルバムですが、その後のJOYよりも未だにこちらをよく聴いてます。 勿論JOYも完成度高く洗練されたライヴアルバムで大好きですが。 こちらは達郎さんがまだ売れてるとは言えない状況の中、今では考えられないメンツと共にライヴハウスで(この状況だけでもウットリ)という・・ 達郎さんの若さも相まって、有無を言わさない、聴衆を引き込んでしまう圧倒的な力があります。 若き達郎さんのアカペラも入っていて初々しいです。 超名盤に値します。 もっとたくさんの人に聴いて欲しいな〜。
こ、これは!1986年(昭和61年)9月16日から17日に掛けて、
中野サンプラザで行われた、残暑厳しき折のライブですね!
若かりし日の高中正義氏が、ジャニーズかと見紛う程の、軽やかな身のこなしで登場し、
もう汗だくになって、熱演してくれています。
1曲目「SONNA BAHAMA!」と、最後の13曲目「RA-KU-DA」が、
曲名に合わせた、愉快なアニメーション仕立てと成っており、面白いなと思いました。
「遠目に見ると、松井秀樹に似てる」
「そうかあ?もっと、きれいだよう!」
「可愛い〜〜〜!」
「わあ、全然、歳取らないお方やね〜〜珍しいかも」
我が家でも、感想は色々ですけど、滅茶、感動しましたよお。
とても楽し気に演奏されている姿が、とても印象的でした。
左手の動きが、時々、どアップで写されており、勉強になります。
11曲目「JUMPING TAKE OFF」と、続く「SHAKE IT」での笑顔が素敵ですね。
もう、兎に角、カリスマ的魅力を堪能させて頂きました。感謝です。
サディスティック・ミカ・バンドがこれほど持ち上げられるのが最初の頃は不思議でした。
「黒船」は、殆ど日本では評判にならなかったと思います。
イギリスで人気になった日本のロックバンド。しかも加藤和彦がリーダーで、クリス・トーマスがプロデュースして、と。日本のロックバンドだから流行らなかったんでしょうね、きっと。
社交ダンスみたいなもんで、日本人がロック?というのが日本の音楽ファンの反応だったと思います。
しかし、アーティストを目指す音楽家の卵達には衝撃的な音であったようです。
この作品の中で、加藤和彦さんも仰っていますが、きっかけはキリンのCMのための再結成だったようです。
が、サディスティック・ミカ・バンドは何年かおきに集まってますね。実は、その度に人気が高まっていってるように思えるのです。
木村カエラさんの前は、桐島かれんさんがゲスト・ボーカルでした。ユーミンと一緒に、やったこともありましたし、メンバーはいつも近距離にいたのではないかと思います。
35年間で、日本の音楽シーンがミカ・バンドに追いついたともいえますか。今このビデオで見ると、違和感ないですから。
インタビューに重きが置かれているこのビデオですが、今見ると、加藤和彦さんが最初の登場場面で「ベリー、ベリー、タイアード」と言ったり、インタビューの途中で「生きているのも趣味のようなもんだし」などと発言しているのが気になったりします(後付ですが)。
35年間進化を続けたバンドの姿を確認することができます。
それにしても、木村カエラさんは、上手いですね。メンバー全員が褒めていますが、確かに、オリジナルのミカさんよりも嵌っているように見えました。
16年ぶりに聴きました。本当に感動しました!最後の曲では涙が出ました。この作品は本当に超名盤だと思います。絵本と一緒に是非また改めて聴きたいです。子供のころからこんな良質の音楽を聴かせ、美しい絵本を読んでやるというのは、本当の意味での豊かな教育なのではないでしょうか?素晴らしい作品です!
高中正義は超絶技巧で聴く者を唸らせるギタリストではない。
難解な語彙を用いて音を構築する〈通好み〉のアーチストでもない。
彼のギターは常に歌心に満ちたフレーズを奏でる。
情感豊かなメロディと親しみやすいギターフレーズを数多く生み出
してきた。
彼はギターでエモーションを的確に伝えることができる「シンガー」
なのだ。
そして彼の場合は「決めのフレーズ」が命。シンガーが決められた
詞を歌うのと同様のアプローチなのか、このライブも随所に極上の
「決めのフレーズ」がドーン!と満載。
それでいて、さりげなく多彩なテクも織り交ぜていたり。
映像は50歳の高中正義。中盤以降は体力的にキツそうに観えると
ころはご愛嬌か。
小島良喜のジャジーなプレイ、斉藤ノブの軽快なリズム、重量感溢
れるビートでボトムを支える松原秀樹なども素晴らしく、これだけ
のヤクザなオヤジが集まれば文句ナシ!
名盤「オーシャン・ブリーズ」冒頭に収められていた「MEDLEY」が
このDVDのラスト。「BELEZA PULA」のメロディが流れる瞬間は
ファン感涙だろう。
惜しむらくは発売が2003年ということもあってかHD画質ではないこと。
当然、4:3の映像です。
追記:井上陽水がゴブリンの1人であったことがこのライブでわかりました。(笑
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