実に感動的だった。久しぶりに何度も読み返したい部分の多い物語に出会った。涙あふれる場面もあった。 It's a sin to kill a mockingbird. これがこの物語のモチーフになっている。mockingbird(ものまね鳥)はいつも美しい歌声を聞かせてくれるだけで、人間になにも悪いことはしない。だからこの鳥を殺すのは罪だということを覚えておくんだよ。弁護士の父親が言った言葉を9才の少女は忘れていない。 黒人への差別意識が根強い1930年代のアラバマ。身に覚えのない白人女性レイプの罪を着せられた黒人を懸命に弁護するアティカス。誰の目にも明らかな無実にもかかわらず彼は白人陪審員に有罪を宣告され、護送中に逃亡を図って射殺される。そして・・・ 偏見の中で父親は温かく厳しく子どもたちをみまもり、子どもたちも時には苦しみながらも父親を信頼し、正しいものの見方を身につけていく。この父子のようすの描かれ方が本当にすばらしい。彼らをとりまく町の人たちの様々な人間模様も当時の社会状況も興味深い。 この小説は9才の女の子が、6才ころからの3年間に体験したことを述べる形をとっていて、この多感で冒険好きな賢い少女の成長の過程に心をうたれる。アティカスが子どもたちに語る言葉も意味深い。結末の部分での保安官とのやりとりは圧巻である。こんな美しい物語はぜひ多くの人に読んでもらって感動を共有したい。 PS. この小説は先日亡くなったグレゴリー・ペック主演で映画にもなっている。(邦題・アラバマ物語) 実にみごとな脚色、それに子どもたちとペック演ずる父親、町のたたずまい、そこに住む人たちが生き生きと温かく描かれていて、小説の趣を損なわないすばらしい映画だ。
特に不満はないです。
高校生用としては必要な辞書が揃っていますし、操作性もいいと思います。特別使いやすいというわけではありませんが、十分満足できるものだと思います。
本編の方での変更は、1話にエンディングが付き、それぞれに次回予告?が付きました。次回予告がちょっと面白い。
副音声。いきなりガハラさんに罵られました(笑)こちらは期待通りに面白かった。
裏音声。こちらは正直微妙。司会進行?は羽川さんが合ってますね。
全作アニメ化は心配です。1クールや2クールではまともに出来ないと思う。
まどか視点の設定のため、確かに無理やり会話を繋げた感はあります。
しかしまどかと杏子の会話シーンが増えるなど良い点もあります。
まどかの杏子への好感度が急上昇するところなどは、中の人と同じじゃないか!と突っ込んでしまいました。
一番面白かったのは、下巻10章です。
アニメでは神回と言われる話ですが、本来は1時間かかるところを30分に収めたと聞いております。
この回だけは、ほむらちゃん視点です。
そして、めっちゃ濃い回でした。
確かにアニメの10話は、本来の話のダイジェストと言えるでしょう。
ループ2回目では、さらっとですがワルプルギスの夜の撃破が描かれております(マミさんの死も・・・)
ループ3回目では、ほむらちゃんに狂気が少し出て来ました。明確にQBに殺意を抱き、まどかさえ守れれば良い
と考えるようになってきました(なんで、あっさりさやかを殺害してのけるのね・・・)
マミさんはアニメよりもっと発狂してました。
ループ4回目では・・・QBさんぱねぇ! アニメのQBさんってまだ抑え気味だったんだ。
ほむらちゃんを絶望させ魔女へ変えようとするQBさんの手管は、本当にこの人、極悪だわ・・・。
まあ最終的には読後感も良かったし、ファンなら読んで損はないのでは、と思います。
原作を書かれている淵井さんのこの小説は個人的に大好きです。内容は原作ゲームの+aとしてみてもらったらより楽しみが深まると思います! 源泉とn編はアフターストーリーです。 リンの過去もよりわかりやすくなっています。 シキは相変わらずドSですね(笑) 字の大きさもそんなに小さくなくて読みやすかったです。 きっと全部読むのにそんな時間はかからないかと。
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