リージョナル・コードはフリー。
アンソニーのライヴばかりが見られると思っていたら、ドキュメンタリーを挟んでの85分、12曲。歌だけを選択することもできますが、何の字幕もつけられないまま、英語が聴き取れない人間が見続けるのはちょっと苦痛です。この点で、星1つ減点です。
それでも、アンソニーのDVD映像はこれだけしかないので、ライヴを見ること自体に価値はあります。
おまけ映像は、“Charlene”と“Comin’ from where I’m from”のミュージック・ヴィデオ。
ボーナスCDに関しては、トラック1のリミックスはオリジナルのイメージを損なわない範囲のリミックス。トラック2は、日本のアイチューンズ・ミュージック・ストアでは購入できないピアノ・アコースティック・ヴァージョン。アンソニーの歌声がメロウでソウルフル。トラック3、4はともに、ヴィデオと同じ場所、アトランタでのライヴですが、3が7分17秒、4が23分50秒と、明らかにヴィデオ・ヴァージョンより長いです。とても感動的なライヴ録音です。別の日の録音だったのかもしれません。正直に言って、DVD本体の内容のほうよりも、ボーナスCDの内容のほうにぼくは感動しました。
DVDもCDも、アンソニーの曲のなかで、“Charlene”と“Comin’ from where I’m from”が好きだというかたには、とくにオススメです。
CDをかけ始めてから途中で止めたくないと思わせてくれました。そして最後まで聞き終わってある充実感が。最初はまあいいなと思っていたのですが曲を重ねるごとに味わい深く心にしみました。語りかけるように歌うという事はとても難しい事だと思います。それをここまでやれる歌唱力、そしてオーケストラを含めた録音のバランスの良さ。彼女のアルバムでは最高に好きです。何気に聞いていたイパネマの(少年?)アレンジもおしゃれでした。何回も聞けそうです。
全盛期の30年前と同じ音なんです。間違いなく前作を凌いだ傑作です。奇跡としか言いようがありません。オールド・ウェイブで結構!枯れないアル・グリーンのソウルに感謝しましょう。
オリジナル楽曲のイメージがなかったダイアナ・クラ-ルの新譜。 実際オリジナル楽曲ってどうなの?・・・と思いつつ聴くと やはりコステロの影響がしっかり感じられる素晴らしい楽曲!! カバーも、カサンドラほどの特色のある声でもないのにも関わらず それでいてやはり独特の「クラ-ル節」で歌い上げる 素敵なバージョンになっています。 コステロはやっぱりピアノに合う曲書くなぁ~と思ったのでした。
前作の出来があまりにも良くてそれからファンなんだけど、 やっぱり良いです。 まずはこの声の素晴らしさでしょう。 フツフツと感情が煮えたぎっているような、そんな声。 曲のハイライトでみせるシャウトも本当にかっこいい。 プロダクションの質も、歌を完全に引き立てた超一級品です。 前作よりも引き締まって曲ごとの筋が通った印象を受けました。 久々に腹の底から興奮を感じたR&Bアルバム。
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