久しぶりに鳥肌がたったよ。ジューダスプリーストのペインキラーを聴いた時以来の衝撃。クリーターずっと聴いててよかった。 素晴らしい!最高!
ミレの才能に脱帽です。休むことなくこの世界で駆け抜けた集大成がここにあるという感じです。 どうしてこんなに続けられるのであろうか?音楽への愛情だけだろうか?今の若いバンドたちは20年後このようにすばらしいアルバムを残せるだろうか?メタルが嫌いな人たちはどうでもいいだろうがこのジャンルのバンドたちは本当に息が長い。感動に値するぐらい根性がある(笑)。一度やりだすととことんまでやる。若い人たちは見習いましょう(笑)。冗談はこの位して、叙情性豊かなギター、吐き捨てるがきちんと歌えてるボーカル(笑)まさに孤高な存在!さあ、後は聞いて感想をどうぞ!
KREATORの名盤は次作以降とされているが、個人的にはこれが一番のフェイバリット。
全編に渡りメロディやテクはお構いなしにSLAYER顔負けの速さで爆走。あまりの速さにドラムも全然ついていけず、ただただ若さに任せてガンガン爆走している雰囲気が満載。
でもこれがこの頃のKREATORの個性そのもの。まるで斧で敵を容赦なく惨殺してバラバラ死体にするかのような殺傷力には終始圧倒される。ミレのイッちゃった叫びも最高。
やけに粗野でささくれ立っていたジャーマンスラッシュシーンの中でも当時のKREATORは一際クレイジーで、その暴力的なサウンドとミレのド根性の前には、今現在のメタルシーンを代表するバンド達がいくら束になってかかって来ようと敵うわけがない。
CANNIBAL CORPSEらデスメタル勢が「KREATORがいなかったら俺達は存在していなかった」と語るように、このアルバムではデスメタルにも決して劣らないブルータリティがあった。
ドイツのスラッシュメタルバンド、クリエイターのアルバム。2006作 DESTRUCTION、SODOMと並んでジャーマンスラッシュのベテラン三羽ガラスという 言い方もできるが、個人的にその三つの中で最も好きなのがこのKREATORだ。 激しい突進力とともに、どこか翳りを感じさせる薄暗さがたまらない。 さて、本作のサウンドの方は往年の名作「Extreme Aggression」あたりを思わせる、 爽快な疾走感と絶品のリフワークが戻ってきた。ミレ・ペトロッツアのヴォーカルも 変わらぬ吐き捨てスタイルながら、かつてよりも深みと表現力が増している。 ときおり聴かせるツインギターの叙情性も効果的で、硬質なサウンドの中にも ヨーロピアンな美しさを漂わせているのが素晴らしい。
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