この作品は、従軍医の話であるが、登場人物の行動はほとんどがいいかげん。通常の社会ではロバート・デュバル演じる医療の腕が悪いフランクや婦長のホットリップス(熱い唇)の考え方のほうがまともなのだろうが、それが戦場では逆に精神的ストレスを高める異常な存在。彼ら以外がまともに見えてくるところが戦争の異常さであり、普通に振舞っていると精神的ストレスが増幅されるところが戦場だということが観終わった後に痛切に感じる。全編下ネタ満載のブラックユーモアと毒々しい手術の場面で構成されこのギャップが何ともいえない。ベトナム戦争終盤の70年にこんな逆プロパガンダ的な作品が良く取れたと思う。現に特典映像に製作者側の苦労が語られている。この作品を生み出すのに、「トラ・トラ・トラ」や「パットン大戦車軍団」をメインに撮り、その裏でこの作品を取っていたことが語られている。
この作品の魅力はそのベトナム戦争を笑いで痛烈に批判する(映画は朝鮮戦争が舞台であるが)とこであるが、その他には挿入されている歌に魅力がある。オープニングのジョニー・マンデルの「スーサイド・イズ・ペインレス」は衝撃的で、「自殺は苦痛でない、気分を変えるもの、選ぶか選ばないかは私の勝手」という歌詞と切ないメロディーは心に残った(TVシリーズもこの曲を使用していた)。また、主人公の一人エリオット・グールドが登場するシーンとドナルド・サザーランドの任を解かれるラストで流れる暁テル子の「東京シューシャインボーイ」は戦後間もない復興の日本と戦場と化した朝鮮半島のギャップを強烈に現す曲で初めて観たときから印象に残っていた(この曲だけが2度流れる)。「さあっさ皆さん東京名物〜」という歌詞は逆境に置かれても希望をもって明るく生きるという印象があり、登場人物たちとかぶり、もし歌詞の内容をわかって選曲したのであればアルトマン監督はやはり素晴らしいと思った。
i taught it will look dashing on my husbands wrist. its great for sports not limited to sailing or water activities... very handsome design although the spec is less than the 2013 edition by i think the design is much better from 2013! the back light is quite dimm but its acceptable. the price is moderate and i think it is a worth buying product.
親友に日頃の感謝の気持ちでプレゼントしました。値段の割には高品質だと思います。それとデザインが良く品があります。
~ 誰がなんと言おうがこのM☆A☆S☆Hはサロンミュージックの最高傑作!あの渋谷系のプリンスに懇願されて作ったサロンの大復活作であり、ブリットポップや渋谷系全盛の幸福な夏に作られた隠れた大名盤でもあります。 当時カヒミカリィのラジオを毎週聴いていた私はM3のwanna be tiedのウィスパーヴォイスとフィードバックギターに軽くはねるビート、直ぐに耳が~~反応してエンドルフィンがドクドク。 近所のレコード屋で見つけるなり、すぐにレジに持っていきました。帰ってからというもの家ではしばらくこのアルバムを鳴らしつづけていました。爆音で聴く開放感が好きです。 オルタナorシューゲイザーにも聞こえますが、マイヴラのようにリズムが単純なタテノリではなくしかもニルヴァーナのような暑苦しさはなしで~~す。少しアシッドジャズの反響のせいかオシャレ感すらする本当に希有なアルバムです。このアルバムの前やこのあともサロンミュージックはリリースを重ねていますが個人的にはこのアルバムがベストです。 今聴いても音の微妙なゆがみやトリートギターのハーモニー、ブルージーなギターのフレーズがいくつか重なったときやリズムのはねたときの快感はほかに~~はありません。 このアルバムを聴いてしまったせいか他の日本のアーティストの音の作り方が退屈に感じたりしました。プロトゥール以前の音ですが音響派・エレクトロニカ好きにもフィットする音だと思います。~
朝鮮戦争を舞台にしているが明らかに当時泥沼化していたヴェトナム戦争を揶揄した史上最もアナーキーなコメディ。 狂的なドタバタとシニカルな笑いを彩るのはジョニー・マンデルの素晴らしいスコア。特にテーマ曲「Sucide Is Painless」の美しいメロディは映像との対比の妙において戦慄的ですらある。 リメイクと3Dに明け暮れる現代のハリウッドではおよそ考えられない作品。
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