井上直久さんのイバラードの世界と映画「耳をすませば」とのつながりを 深く理解できる素晴らしい本です。 「耳をすませば」の中にトトロやジジが登場しているシーンが ありますが、その事にもふれてます。 井上直久さんのファンにも耳すまファンにもお勧めの一冊です。
ヨーロッパのような建築物もあり、和風っぽい庭園もあり、オアシスのような自然もあり… それでいて北欧のように涼しげで、南国のような温かみをもつ不思議な風景。 宇宙にはこんな感じの星があるんでしょうか
個人的には、この巻に載ってる「多層階麗日」はこの人の作品の中でも一番のお気に入りです。 タイトルに「岸辺」とありますが、確かに水辺を描いたものが多く 青色の表現が好きな私にとっては嬉しい1冊です
なんか本が分厚い…?と思ったら前作より20ページも増えてますね。歓喜!
絵画にありがちで擦り切れた表現しか思いつかずもどかしいが、
それは透明感だ。
ものを描いて、本当の透明よりも透明に見せられるって何なんだ。
極上の絵画は自分にとって永遠の謎。
文庫サイズの持ち歩き型イバラードで、私のお気に入りの一冊です。 本棚にしまっておくよりは、連れて歩いてちょっとした時間に開いてみれば、日常の風景の中にも「あっ、これイバラード」と言う様な発見ができて、お勧めです。 「迷路の街」はすぐ側にある。そんな感覚にさせてくれる、素敵な一冊です。
懐かしい未来。それがこの画家の絵から受ける第一印象です。見ているだけでとても不思議で、だけどどこか懐かしいような、現実の中の非現実という感覚にとらわれます。一度、本を開いてみることをお勧めします。
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