ガンダムのすぐ後に作られたとは思えない映像演出のレベルの高さに舌を巻いた。戦闘シーンなど、カメラが近くに寄ったり、遠くに行ったりしているような錯覚になる。映画用に作られただけあって、細かい部分の粗さも感じない。CGのような何ともいえず不自然で無機質な
映像はなく、暖かみのある色合いと、線の強弱など手描きの良さが満載。
安彦さんのキャラクターは目の表情で演技するので、独特な人間味のあるキャラクターとなる。ストーリー、音楽ともにハイレベルでこれだけそろう作品は他に思いつかない。マニアックなセリフや世界観もなく、万人が楽しめる傑作。ちょっとでも興味持ったら絶対に買い。
不遇の名作。放送が諸事情で半年送れタイミングがずれてしまった。連続冒険活劇として物語は魅力的。安彦監督はテレビシリーズの仕事をこれで最後とするためキチンとした作品を作っておきたかったそうです。漫画家になった今ゴーグを述懐すると、テレビから飛ばずただあの時期放送されていた一本に過ぎないと安彦さんはいいますが、たくさんのファンはいると思います。
このDVDも現在在庫切れ、また単価も高額なのが残念。オウストラルの島影はなかなか姿を見せてくれませんね。ネットでも配信され、再発売されることを楽しみにしています。
少年少女のロボットジュブナイル物としての作品では上位の物かと… ただアニメと違いページの都合上カットになった話もちらほら 展開も早め アニメ版のゆっくり派には少々粗い作品です
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