整形外科医とか脳外科医の書く本はたいてい独善的・排他的な内容になってしまう。結局「自分の病院を受診しなきゃ治らないぞ」的な結末に終わるが、この本はちゃんと要点を押さえていてしかもお手軽な治療法が書いてある・・・しかも効果ある。良い本です。
せんべい座布団がなかったのでホームセンターでウレタン材を買って
疑似「整形外科枕」を作りました。確かに効果を感じました。
しかし、本書の中盤に敷きもの、布団あるいはマットの話に少しだけ触れているのですが、
そこで『まずはマットを選び、それからマットに合わせた枕を選ぶのが
賢明なのかもしれません』と記述があります。
しかし、実際どこの寝具売り場にも体圧分散を測定する器具はまずありません。
もし試しに寝てみることが出来ても、本書が推奨するような体圧分散になっているかどうかは
自分自身で判断するか店員の方に頼るしかありません。
器具なしで測定できるほどの目利き店員などほとんどいないと思いますし
自分で体圧分散の善し悪しなどなかなか分かりません。
厳密にはパジャマに着替える必要もあると思いますし。
私はインターネットを調べまくり、布団の堅さと体重と体圧分散のだいたいの目安を
数値的に謳っている布団を購入して、まずまずの手応えを感じています。
その布団にしてから先に自作した枕の高さ、堅さの再調整に一苦労しました。
それぐらい枕は敷きものに影響を受けます。
まず、自分にあった「敷きもの」の選び方を具体的かつ現実的に示していない点で
「自分に合っていないかもしれない布団に合った枕」しか探求することが出来ません。
枕外来の予約が一杯だそうですが、私なら必ず自分の布団を持参します。パジャマも。
その上で布団に致命的な問題がないことを診てもらってから枕を作って
もらわないとたぶん意味がないと思います。
でも、枕の重要性を素人向けに書物にしたことは大いに支持します。
値段の割によくできている枕ではないでしょうか。
購入する際ににおいがというレビューが気になりましたが、実際の商品は全く気になりません。
普通体型のかたなら大半は満足できる商品だと思います。
おすすめです。
ここ20年近く、整体に行こうが耳鼻科に行こうが歯医者でかみ合わせの調整をしようが、なにをしても治らなかった耳鳴りが一晩で治ってしまって驚きました。この本にでていた「玄関マットとタオルケットで作る自家製枕」のおかげです。
玄関マットはなかったので、厚手のタオルをたたんでみたらちょうどいい大きさ、厚さになったのでそのまま試しに寝てみただけです。 効果の大きさに驚愕しました。
首に負担をかけないための情報がコンパクトにまとまっていて、デスクワーカーとしてはいつも手元においておきたい一冊になりました。
腰にあてるクッションなども、作り方が載っているのでお裁縫ができる方なら好きな布で簡単に作れます。良心的な一冊だと思いました。
私は肩凝りがひどく顎関節症の治療中でもあり、
また、1歳のこどもと寝ているため何度も向きを変えたり寝返りをうつ
30代女性です。
朝起きると首から肩にかけて重いというか痛いというか‥
とても苦しかったのですが、もう慣れてしまっていたし
顎関節症などの原因もあるのであきらめていました。
でも、それにしても、今まで使っていた低反発の枕が合っていないのは確かだったので
それほど期待もせずに肩楽寝の低め〜普通を購入しました。
寝具って良いものは結構高いものが多いと思っていましたが、
これはお手頃なお値段だったので気軽に買ってみました。
まず初めて頭をつけてみた時に、頭〜首〜肩がピッタリ枕にフィットして
好印象でした。そしてこどもがぐずったため夜中に起きると
本当に肩凝りが楽になっていてちょっとビックリしてしまいました。
朝の目覚めはスッキリ。枕ひとつでこんなに違うなんて信じられません。。
もっと早く買いたかったな。
しょうがない、主人にも買ってあげようかな。
母の日のプレゼントなんかにもいいな。
‥なんて思っています。
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