日経おとなのOFF2011年9月号は、おとなのミステリ案内として70ページ近くの特集を組んでいます。まず東川篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」を例に挙げ、導入、状況説明、問題解決を踏まえた本格ミステリだと解説し、東川さん、辻さん、有栖川さんの鼎談、僕はこんなミステリを読んできたに入ってきます。そして、三者の推薦するミステリが、緋色の研究、奇岩城、三つの棺を始め18作紹介されていますが、日本人の作品には、異論のある方もおられるかなと思います。次いで、ミステリ作家の系譜、基礎用語、このトリックが凄いが紹介されていますが、物足りない方は、成書が沢山出ていますから、そちらをどうぞ！
次に、東野圭吾さんの2大ヒーローの研究として、加賀恭一郎、湯川学のプロフィール、代表作が紹介されています。そして、古今東西の名探偵30人のプロファイリングと履歴書が紹介されています。
そして、パトリシア・コーンウエルの主人公ケイ・スカーペッタの食卓として作品に登場する料理を、アルポルトのオーナーシェフ片岡さんが再現しています。これが最大の読み物の一つかな？そして、もう一つの読み物、2011年上半期ベスト10です（国内、海外、そして、ランク外のお勧めも掲載されています）。私は、ジェノサイドと犯罪に挑戦してみようかな？
最後にミステリの舞台を巡るとして、ベイカー・ストリート221Bを嚆矢に13ヶ所の内外の観光案内、ミステリが紹介されています。
初心者向けですが、面白い記事満載で、この手の特集としては、よくまとまっていると思います。
かぁー、これももう１０年前のアルバムになるのか。
今も聞いているけど、昔は良く聞いたな。
初期の名曲が集まっていますね。 朝元気になるために聞くのも良いけど、
夜ゆったりしながら聴くのもいいですよ。
今までの彼女のALの中で一番落ち着きのある、良質の曲が揃った作品。
前作と比べてずっとコンセプチュアルで世界観に浸れるのも良いですね。
川江さんの静かながら強く訴える力の在る綺麗な曲は素晴らしいです
１．タイトルトラック。短い曲ですが美しいメロディーと詞で静かに公演の幕開けといった感じでしょうか。
そっと、でも確かに聴いてる者の心をアルバムの世界へと迎え入れます。
２．初の秦基博さん作曲。静かなKeyからポップなこの曲までの繋ぎも良いです。正に「空中ブランコ」のように
楽しさと少しの危うさを感じる起伏が心地良い。お得意の掛け言葉を嫌味なくさらっと大事な所で使う作詞力は相変わらず見事。
３．個人的にはメロディーがちょっとダレている気がします。メリハリが無いような。
４．シングル曲なだけあって詞・メロ共に美しく完成度の高い佳作。静かな独り言のようなAメロ、
強いメッセージを載せた綺麗な盛り上がりをみせるBメロ・サビと構成も完璧。
５．歌ではない彼女の「語り」。このALはどうしても詩の中の「あなた」が誰かリアルに想像できてしまうところが強さでもあり弱さ。
幻月は「あなた」がかつて一緒に過ごした人達との時間を否定しかねない印象もあり聴いていて少し抵抗が。
６．映写機や夕暮れを連想させる昭和の匂いの佳作。サビの一気に跳ね上がる音と歌唱はお洒落で落ち着きのあるインパクト。
彼女の歌と詞の才能を堪能できる一曲。
７．ポップで可愛らしいメロディと歌唱。でも詞が部分部分で外れていて曲の世界に浸れない・・・惜しい！
８．儚く切なく、それでいて強い想いが溢れる。ピアノの演奏やメロディも綺麗で静かな力を持っています、良曲。
９．半ばの９曲目にこの語りが入ることで観客は改めて姿勢を正して舞台を見つめる気にさせられます。
10・派手さは持たないけれど一青窈全作品のなかでもおそらく屈指の名曲。彼女の類稀な作詞能力は奇を衒った面白い作品も作るけど、
こういう「日常という人生」をテーマにその才能を発揮し、且つ優れたメロディと合わさるとこんな神曲が生まれるんですね。
11．割合シンプルな曲構成でいて、ここまでの力強さと広がりさえ持てているのが凄い。素直で切実な思いがストレートに伝わる名曲。
12.CRAZYKENBANDの横山剣さん作・編曲の横山剣・一青窈それぞれのワールドが全開になりつつ完璧に融合したとっても面白い佳作。
昭和歌謡曲！一青窈の持ち味と歌の上手さが堪能できます。癖が強いけどお勧め！
13．良い曲なのですが詞もメロディも小さくまとまっている感じで今一つ。同じく武部さん作の「風車」と似ているだけに曲の格の違いを痛感。
14．当時の彼女の「今」を表現しきった本物にしか持ちえない強さの在る曲。最後の扉を閉じる音と併せて静かで強く心地良い余韻を残します。
改めてこの人は感情をストレートに歌い上げて伝える力のあるアーティストだと
実感させられます。しかも今作はその感情が「今」そのままのものだから尚更です。
それでいて押しつけがましさを感じないのはどこか儚さがあるからでしょうか。
この作品以降「普通になってつまらなくなった」という声も聞きますが、
表現「方法」が個性的でなくなることが表現の本質を落とすことでは無いと
思っています。
かつてデビューを後押ししてくれた師匠と共に、ここんとこ2006年以来の数年にわたり、
幸宏氏単体やYMOのサポート、TYTYTとしてのLIVE活動、Pupaにおいての共同創作等、
今までになく、かなり密度濃く仕事をしてきた結果をうまくソロに持ち帰れてて、
高野くんの悪い癖のJ-POP臭が抜けた、ほどよいエレクトロニカフレーバーのバランス良い良作になりました。
胸キュンのカバーも何気に普通っぽく、しかし実は非常に凝ったアレンジで凄いです。
元々、曲が書けて唄えて、ギターのテクは超絶技巧な人でしたから、一皮むけて今後がさらに楽しみです。
これは買いですよ、みなさん！！
優しく、切なく、寂しい一枚。だけど、明日もがんばろうって思える。 どうしようもなく落ち込んだとき、車の中でこのアルバムを聴きます。「虹が出たなら」、「愛について」、「恋は桃色」、こんな曲たちに追い打ちをかけられて、そしてどん底から引きあげてもらって、顔を出したところにアッコちゃんのほほえみが待っている、そんなアルバムです。（よくわかんないよね、すみません）
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