原作・コミックともに既読です。
かつて原作で読んでいたとき、この巻からぐいぐいと引き込まれはじめた気がしたことを思い出しました。
(当時はやりのオカルトブームや、激軽テンポ(笑?)のティーンズ○ートの中で、一線を画したしたなにか…を感じたと申しますか…)
(↑とはいえ、こちらもかなり好きだったから読んでたんですけどね(笑))
前巻までと違い、大幅加筆部分とそうでない部分(会話でポンポン進む部分)のテイストがぶれてないのがよかった…。
知らない単語の説明がくどくどせず簡潔なのも、私的には好みでした。 その分怖さに集中できるというか…、とゆうか、つまり怖かったです…。
また前回までと違い、新たな登場人物が目立つとか目新しいありませんが、
その代わり最強笑顔のあの女性が出て来ますので、退屈することはないと思われます(笑) (探偵安原さんもいい味出してますしね)
メンバーの距離もちょっと近くなり、怖さも加速したこの巻に星5つです。
…
(ちなみに夜中に読んでいただきますと、キます…。なんでもない風の音が、寝ているあなたお迎えにきた誰かの足音に…)
原作・アニメとほぼ同じストーリーと、選択によってはオリジナルのストーリーが楽しめます。動画がない、MAP上を自由に動けない、ストーリーが短すぎる等々の不満も感じますが、操作もスキルアップも簡単なので、ストレスを感じることなく十二国記の世界が楽しめます。それと、十二国記クイズもお勧めデス。六太か楽俊が講師をしてくれます。また、クリアデータは続編の「赫々たる王道 紅緑の羽化」に引き継がれますので、データは残しておきましょう。陽子の成長物語を時間を追って楽しめます。
ドラマCDと言う物を購入したのは初だったのですが、 裏話的エピソードを十分以上に楽しめました。 八麒麟では八人(八匹?)も出てきて大丈夫なのか!? と思いましたが、意外と思い浮かぶ物で、 諸国の事情と麒麟の性格が色濃く反映されつつも 泰麒がほのぼのとさせてくれます。 三話の中では地に獣が最高に楽しめます♪ 楽俊とカンタイと陽子の魅力がより一層大きくなる感じです。
友人の薦めで読み始め、この巻から現在出版されている「十二国記シリーズ」最終巻の「華胥の幽夢」までの9巻を一気に読んでしまいました。
子供向けのファンタジーノベルぐらいに思って読み始めたのですが、さにあらず。
特に、ところどころの心の機微を表現するたった数行の奥深さは、ストーリーの面白さに頼った小説とは完全に一線を画くものだと思います。
世の条理、不条理の摂理など、読み手の心のありようによって毎回感じるポイントが違ってくるような傑作です。
上巻読み終えました?お疲れ様でした。
辛かったんじゃないですか?
「人は醜い……」と人間が嫌いになりませんでしたか?アタシはなりました。
でも、下巻を読んで……救われました。
陽子が好きになりました。楽俊はもっと好きですが……。
こんな運命が自分に降りかかることはないですが、毎日少しずつでも
頑張ってみようかな……もうちょっと人を信じてみようかなって気になります。
そして気づいたら、十二国記シリーズの虜になってしまいました。
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