この女優さんは名前が紛らわしい。「末永あい」で単体デビューしたが、その後は「麻生くみ」や「手嶋絵理」名義の企画作品が混合している。改名はよくあることだが、どちらかに統一してほしいものである。
さて、女教師を演じた本作だが、これがまた品の無いサブタイトルに反してなかなか良い。学校のシーンがなく、女教師らしさもあまりなくて、シリアスな凌辱展開を期待させながら、すぐに「本性」が開花してしまってノリが変わる最初のカラミに少しがっかりしたのも束の間、これが意外にいやらしくて印象が変わった。照明を落とした、陰影のある映像に淫靡なものを感じる。凌辱を経て「女」の悦びを知る展開の方が良かったようにも思うが、この女優さんは痴女っぽく積極的に振る舞った方が良い。ここからの、ヤりまくり感抜群の爛れた関係や、学校での噂を(何故か自宅で)詰問する教頭先生さえ色仕掛けで籠絡するまではずっと痴女。キホン棒読みのセリフながら、腹を据えてタメ口で話し掛けるのが、関西弁のイントネーションも相まって雰囲気が出ており、少しだけ上から目線でおねだりする様も良かった。この後、ちょっと「?」な展開を挿んで、これまでの仕返しとばかりに緊縛でがっつり責められる終盤から、割としっかり纏まった結末までよりも、自ら求めて貪る淫らな序盤〜中盤の方が色気もあっていやらしい。この女優さんの持ち味が分かっただけでも、個人的には大収穫の作品だった。
情交シーンが多いのも本作の良いところで、M字大開脚で受け入れ、脚を抱え上げる屈曲位が多い。宙ぶらりんな脚がぷらんぷらんしているのが凄くいやらしい。さらには、実に貪婪な腰振りがナイスな騎乗位も観られる。堰を切ったように求める女のいやらしい本性にそそられる。
なぜ、サンゴ礁の周りには豊かな生態系が広がっているのか?
この本は、生物学者の本川達雄さんがサンゴとサンゴ礁についての基礎知識を一般向けに教えるものであるが、まず、この本の上手い所は様々な工夫を凝らしながら、物事を解説していることにある。 例えば、この本の第1章ではサンゴの、第2章ではサンゴ礁の仕組みをQ&A形式で説明しているが、これは他の中公新書ではなかなか見られない、斬新な手法と言える。 その上で、第3章以降ではサンゴ礁とその周辺の生態系について述べているが、恐らく、ここまでサンゴとサンゴ礁について詳しく説明している本はなかなか無いと思う。
なお、私が本川さんの本を読むのは、以前レビューを書いた『ゾウの時間 ネズミの時間』(中公新書刊)以来、久し振りのことであったが、この本は生物学だけでなく、環境科学の勉強にも使える。特に、サンゴ礁の破壊による生態系の変化についての説明は見事と言える。 だから、この本は生物学や環境科学について学ぶための副読本として、全国の学校(特に中学校以上)に普及させて欲しいと思う。
今回の「キジヤギ」で、ついに小林先生の研究室の全容が写真で公開されました!
あの子の水槽はあんなところに置かれていたのねー 期待を裏切らない混沌ぶりです。
大学構内の様子や研究室の風景をあたまに思い描きながら読みすすめるのも楽しかったのですが、やはりディテールにかけると時々さみしさもあり・・・ でも、これからは、自分も鳥取環境大学の一員、言わせてもらえるなら小林ゼミのメンバーになって自由に先生のお部屋に出入りしているような感覚で読めますね。
シリーズ開始からはや4年がたちましたが、続々登場する新メンバーの奇行、それに対する先生の絶妙なつぶやき、相変わらず笑いをこらえがたく、電車の中で読んでいると誰もわたしの隣に座ってくれません。
年に一回くらいのペースで発売されるのがちょうどよく、なんだかほっとします。
そっか、あれから一年たったのか、アオはどうしているんだろう?なんて、かつての登場動(人)物のことを想像してみたり、卒業していった学生さんたちは現在どうしてるんだろう、と思いをはせてみたり、小林先生もそろそろご高齢?と呼ばれる年代にむかいつつあるのに6メートルはしごなんか登って大丈夫なのか? とひやひやしてみたり。長くつきあっていくにつれて、今までにないような本と自分との関わり方を体験しています。
わたしをふくめ、鳥取県出身者にはお馴染みの地名がさらりと登場するたび、風景や、地面に転がって服についた緑のにおいまでが胸にいっぱい浮かんで、懐かしさできゅんとします。これからも県内のいろいろな場所に活躍の場を広げていってほしいです。
図書館で何回か借りていたがついに購入。
イソギンチャクだけの図鑑って珍しい?
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