勇壮なテーマ曲が流れるオープニングは最高にカッコいい! シリーズ初期は過激なアクションは控えめだが、回を追うごとに激しさを増した。 セスナ機、ヘリの爆破、激しいカーアクションは豪快そのもの。 また途中メンバーの入替に伴い、殉職刑事が出る衝撃的なエピソードがあり。 ハードな展開も見逃せなかった。 主役級のキャストが共演している点も見所のひとつ。 もちろん人間ドラマとしても優れた作品だった。
こちらの主人公ジャック・ハリスはジャック・バウアーとは違ってトラウマ持ってるおとなしい男ですよぅ。大空港と銘打ってますが・・・ボロ空港(笑)と・・。でも、話的には24のように派手ではありませんが管制官として働く人達の描写がとてもいいです。私はこの話大好きなので皆さんにお勧めしたいです。以前は「グランドコントロール」と言う題名でしたね。手に入りやすい新しいバージョンが出て嬉しいです。
「梶長」こと梶警部は、被弾が元の肺膿瘍にさいなまれていた。そんな中、大使の暗殺と空港特捜部の管轄である新東京国際空港でスリの殺人事件が起きた・・・。
この盤から、「慣らし時期」の第一クールも過ぎ作品的にも方向性が定まってきた。ついに、作品の独自性が一気に噴出していく。
ここでは地方ロケ編や「特捜部対ヤクザ」もの等と見どころも多いが、この盤のメインイベントはいきなりサブリーダー格の梶警部と薮下警部の交代劇が描かれる。
切り札のトラック(=三菱ふそうTシリーズ)には、『マイティジャック』・『特捜最前線』・『西部警察パート3』・『妖しい傷あとの美女 江戸川乱歩の『陰獣』』等でも引用したりされたりの「メカ」が仕込まれている。悪戦苦闘の末の梶長さんの姿は、正に涙なしでは観れないだろう。 また後任として加賀チーフと因縁もある薮長さんにも、波乱の着任が待っていた。この交代劇には、カーアクションや爆破シーンが強調的に入れられていく。
いよいよ、本調子になってきた本作。
「水と油」といえる2人の個性。とくと、拝見しますか。
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